Hiatus
2023/09/22
中断、 休止
特に重要でも頻出でもないが、
ニュースには普通に出てくる。
前もって知らなければ、読んでも聞いても
理解不能な単語 ” hiatus “。
字面を見ても、 ヒントは得られず、
どんな発音かすら見当がつかない。
つまり、 推測の手がかりは少ない。
したがって、 学習しておかない限り、
音声で聞き取るのは、 ほぼ不可能。
すっと流れてしまい、 単語の存在自体を
認識できない。
耳でとらえられないため、 ニュースなどで
” hiatus ” が使われたことさえ気づかない。
–
–
今の単語って、どういう意味 ?
–
と自覚しにくいのが、” hiatus “。
こんな曲者の割に、 中身は比較的単純。
一度学べば、 あとは楽ちん。
だから、 ここで身につけてしまおう。
–
◆ まず、発音から。 ( クリックで発音 )
–
haiéitəs ハイ エイ タス
【音節】 hi – a – tus (3音節)
–
音の強弱が顕著で、 日本語から程遠い。
「 3音節 」で、 真ん中の 「 第2音節 」 に強勢( 強さアクセント )。
「 音節 」( syllable、 シラブル )とは、 発音の最小単位のこと。
「 音節 」の日英比較は、 ” integrity ” で深掘りしている( 図入り )。
ハイ えい タス
–
「 えいっ ! 」と拳を突き上げ、反復練習するとよい。
これは、 冗談ではない。
私自身、 全身を用いて修得するのが常。
職場 の自室でも、 構わずやっている。–
–
★ 語学の基本は「 真似 」 ★
–
ことさら、
「 発音 」は、 恥ずかしがらずに、
幼児のように、 無邪気に真似る。
–
英語母語話者( ネイティブ )の口元を、 さらりと
盗み見ながら、学び取っていく姿勢は、 とても大事。
口周りこそ、 舌・唇・歯・呼吸間 の相互作用が奏でる、
「 発音 」( 調音 ) の生産現場だから。
もし対面ならば、
さりげなく、 ちらりちらり、 そっと、 うかがう感触。
これなら、 失礼とまでは言えまい。
よもや、 他人様の唇をこじ開けるわけにはいかない。
あるいは、ご自分のお気に入りのセレブの口元を
じっくりみつめて、 画面越しに真似しましょう。
唇にキスを浴びせる意欲で、 真っ向から食らいつく。
憧れの人に個人教授されているつもりで、 真似っこ。
やや気色悪いが、 私もこうして学んだ。
–
–
彼女の口唇と舌は、 発音( 調音 )時に派手に躍動し、 舌運びが観察しやすい。” th ” の ð ( 有声 )も θ( 無声 )も、 べろんと舌を突き出して発話する。
舌の存在を疑うくらい、 一切見えない話者も多いので、 「 見え具合 」 が絶妙。
対面と違って失礼はないため、 口元を食い入るように見つめ、 学び取っていく。
( 中略 )
厚かましくも、 私の「 家庭教師 」と仮想し、 長らくお世話になっている。
Brooke 先生の使った単語やフレーズは、 全部自ら使えるよう努めている。
無論、 彼女専用の 単語帳 を作成しており、 倦まずたゆまずエントリー。
–
( 中略 )ブルックの英語を幼児みたいに真似して、 プロの通訳者・翻訳者になれました。
語学の基本は「 真似 」 と、 弊サイトでしつこいまでに言い続ける近因である。
–
” no need “ より
–
【参照】 “ smooth out “、 ” integrity ”
平板で、 均一なリズムの日本語を母語にする私たちは、 普段は舌運びを意識せず。
日本語を話す場合、 舌・唇・歯・呼吸の相互作用は小さく、 顎も大きく動かない。
見本にする英語の先生を選ぶ際は、 ベロ出しの有無が目の付け所のひとつとなる。
–
◆ たんと間違って、ちょっと利口になって、の繰り返し。
恥をかくのは、 当たり前。
その方が、 記憶に残り、 成長できる。–
‐
自分の口 から 出して なんぼの世界
耳で聞くだけの
「 発音 」修行は、
もとより無謀
–
口から排便するようなもの。
× お口で うんこ
たぶん 無理です。
–
◆ けれども、 残念なことに、
「 お口で うんこ 」 したがる日本人学習者が、 本当に多い模様。
なぜだろう。
日本は、「 お口で うんこ 」 を堂々と勧める、
詐欺 まがいの英語教材のあふれる 「 教材大国 」。
好例は、「 文法不要 」 「 カタカナで学ぶ 」 「 聞き流すだけ 」。
昔から、 出ては消えての繰り返し。
文法無視で丸暗記する 「 九官鳥 」 「 インコ 」 系は常に人気。
原理を理解せずに暗唱しているだけだから、 「 九官鳥 」 寄り。
旅行者向けだったら、 「 うんこ 」 でも 「 インコ 」 でもよい。
【参照】 ” no need “
–
正確な文法解説には、 日英の文法に精通する高い学力 を要するため、
ネイティブ音声を吹き込んだ素材を売る方が、 手間いらずなのです。
「 文法不要 」の背景には、 両言語の学識が浅すぎる実情がからむ。
日本語と英語の文法を、 ろくすっぽ知らないために、「 文法不要 」。
真っ当な商材で勝負せんとして、 精進されなかったのだろうか。
–
以下、 「 英語を使う仕事に変えるべきか 」 より再掲。
–
–
日本人が書く英語教育系のメルマガを、 私は多数購読している。取り上げる表現及び解説により、 発信者の英語力は推量可能。
めったに使われない英語表現が、 頻繁に記載されていれば、
ご自身の実生活で、 英語は疎遠であることが明らかになる。おそらく、 和英辞典などから抜き出したのだろう。
英語ができるふりを装っても、 結局ばれるわけだ。
真っ当な発信者を探す方が難しい感で、 もう 詐欺師 だらけ。
詐欺師呼ばわりは失敬だが、 見分けのつかない学習者に、
器量不足の者が企画した商材を売りつけるのは許せない。
–
◆ 日本語に置き換えて眺めると、 べらぼうに
常識外れで、 噴飯物のおかしさが浮き彫りになる。
–
「 聞き流すだけで、 日本語ペラペラ 」
「 文法不要で、 日本語マスター 」
「 ○○日間で、 日本語習得 」
「 動画を毎日○分見れば、 日本語堪能 」
「 ○語以内の文を覚えれば、 聞き取れる 」
「 聞くと、 突然日本語が口から飛び出す 」
「 たった○○のみで、 日本語は話せる 」
「 使えば、 ネイティブ発音が身につく 」
「 動画を見るだけで、 日本語脳になれる 」
「 ○○で、 日本語ネイティブになれる 」
–
こんなこと信じられますか ?
このような教材に投資しますか ?
日本語学習者にお勧めしますか ?
第一、 「 ペラペラ 」 や 「 マスター 」 の水準とは ?
販促のキーワードに起用する際、 用語の定義は不可欠と考える。
「 ネイティブになれる 」 に至っては、 頭がおかしい。
軽々しい戯言に、 だまされる側もどうかしてるわ。
–
◆ こと英語学習に関しては、 私たち日本人全般の
判断力が大幅に鈍る傾向が見られるのが悔しい。
大枚をはたき、 時間を投じる人が後を絶たない。
なぜだろう。
お口で 発音
–
日英の音は、 舌・唇・歯・呼吸間の相互作用が
まったく違います
–
英 語 「 息の音 」
日本語 「 声の音 」
–
ご自分のお口
を 動かしましょう
–
知らぬ間に逸脱し、 あらぬ方向に突き進みがちな日本人学習者の
痛ましき姿、 そして予防策は、 ” no need ” にて詳らかにした。
→ 主として、 中級学習者 対象の長文 ( 動画入り )
–
言語習得の決め手は、持続性。
–
◆ きゃっきゃっと童心に戻れる大人は、 総じて発音の向上が早い。–
40年以上、 各国の英語学習者と接してきて、 言い切りたくなる。
知らない言葉を口にするのを楽しんでいる様子で、 皆うれしそう。
うきうき胸を躍らせ、 心弾ませて発言しているのが鮮明に分かる。
臆せず、 朗らかにはしゃぐ、 でかい幼児みたいな態度が奏功する。
この点、 日本人学習者は概してシャイすぎるので、 もったいない。
五官と五感 の活用は相当効果があると、自身の経験からも感じる。
- おもしろさにわくわくする ほど、新鮮な喜びにあふれた学び
- 世界が身近に迫り、出会いと可能性がぐっと広がる知的興奮
- この世を見る目が変わり、人生が彩り鮮やかになったりする
これが 「 語学 」 本来の姿なのである。
【参照】 “「Gmail」で作る単語帳 “、 “「自分の世界」が広がる英語 ”
–
我が国特有の致し方ない事情により、しんどい「 勉強 」
として根づいた有様の英語教育は、 あまりに惜しい。
【参照】 ” conclusive ”
–
–
◆ ” the HIATUS ” という、日本のロックバンドがある。
–
2009年結成。
メディアにはほとんど出てこないが、
ライブやフェスで活躍中。
グループ名は「 ザ ハイエイタス 」と読む。
だが、 このままでは英語ネイティブに通じない。–
【発音】 haiéitəs
【音節】 hi – a – tus (3音節)
第2音節に、 強いアクセント。
何度も「 えいっ! 」と練習すれば、1日で身につく。
–
–
ハィえいタス!
ハィえいタス!
ハィえいタス!
ハイえいタス !
( 3音節 )
◆ ” hiatus ” は、可算名詞のみ。
–
語源は、ラテン語「 すき間 」( hiātus )。
語源の意味合いを、そのまま引き継ぐのが、
次の基本的意味。
- すき間
- とぎれ
- 中断
- 休止
さらに、
- 脱文
- 脱字
その他、専門用語として、
- 文法 「 母音接続 」
母音が隣接している状態。 ヒアートゥス。
– - 解剖 「 裂孔 」
れっこう。 細胞組織にできた穴や裂け目。
どの意味も、語源「 すき間 」から、どうにかイメージできよう。
こう考えると、多義ではない。
少なくとも、日常的に多用される上記青字は、
語源「 すき間 」に近い。
◆ 多用されるとはいえ、冒頭の通り、重要でも頻出でもない。
ロングマン( LDOCE6 )の重要度・頻出度の指標ではランク外。
- 重要度:9000語圏外
- 書き言葉の頻出度:3000語圏外
- 話し言葉の頻出度:3000語圏外
それでも取り上げる理由は、先述の特色のためである。
すなわち、名詞 ” hiatus ” は、
1. ニュースに通年出てくる
→ ただし、頻出に至らない
2. 読んでも聞いても、意味を推測しにくい
→ 学習しない限り、よく分からない
3. 独特な発音のため、単語認識が困難
→ 聞き取れず、完全にスルーしがち
–
多義ではない点は、 3大学習英英辞典( EFL辞典 )からも明らか。
–
” hiatus ”
- ロングマン( LDOCE6 )
[ countable usually singular ]
1. formal
a break in an activity, or a time during
which something does not happen or exist.
–
2. technical
a space where something is missing,
especially in a piece of writing.
– - オックスフォード( OALD9 )
[ singular ] formal
1. a pause in activity when nothing happens.
2. a space, especially in a piece of writing
or in a speech, where something is missing.
– - ケンブリッジ( CALD4 )
[ C usually singular ] formal
a short pause in which nothing happens
or is said, or a space where something
is missing.
–
【発音】 haiéitəs
【音節】 hi – a – tus (3音節)
※ 下線は引用者
–
OALD9 と CALD4 の解説は酷似する。
まあ、 よくあること。
下線部はキーワード。
上掲青字にも呼応する。
すべて ” singular ” とある。
「 単数名詞 」( singular noun )を示し、
単数形で使われるのが一般的な名詞。
さらに、3冊とも ” formal ” とある。
正式で、堅めな言い回しを指す。
なんだか、 つかみどころのない印象。
そんな感じを抱くが、 いかがであろうか。
◆ こういう単語の場合、 意味をささっと学んだ後、
すぐに実例を見ていくと、 記憶に残りやすい。
–
ひと休み
–
- “I wanted to take a break.
Now, I’m on a writing hiatus.”
(ひと休みしたかったのです。
現在、書くことを休止中です。)
– - “After a two-month hiatus, he
resumed work as a writer.”
(2ヶ月間の休止後、彼は作家活動を再開した。)
– - “My favorite TV show is on hiatus.”
(好きなTV番組は休止中です。)
– - “I’m on a Facebook hiatus.”
(フェイスブックは休んでいるの。)
– - “I went on hiatus because I almost
burned out.”
(燃え尽きそうになったので、ひと休みしました。)
– - “There was a brief hiatus in the seminar.”
(そのセミナーには、短い中断期間がありました。)
– - “She is currently on an extended hiatus.”
(彼女は現在、長期間の活動休止状態にある。)
– - “I will go on a social media hiatus.”
(SNSは休止しようと思います。)
◆ ” on leave ” や ” on vacation “( 休暇中 )と同じく、
状態の前置詞 ” on “ を伴うのが最多パターン。
休止中!
–
” on ” の直後に続く場合は 無冠詞 となる点も同じ。
” on tour ” や ” on diet ” にも共通する。
この用法の ” hiatus “、 ” leave “、 ” vacation ” は、
いずれも 可算名詞なので冠詞がつくはず であるものの、
冠詞なしの単数形 が原則。
その理由を文法面から説明する確実な資料が、
なかなか見つからない。
–
■ 主な通説は2つ。
1) フレーズとして「 2語ワンセット 」で定着済み
–
→ ” on a diet ” でも可だが、 無冠詞の方が一般的
2) フレーズ全体で「 機能 」として作用
–
→ ” by mistake “、” by bus “、” by telephone ”
など、手段・理由 の前置詞 ” by ” と似ている。
一言でいえば < 習慣的表現 >。
副詞的な使われ方。
–
本家の一般向け英語サイトでも、 この程度の解説ばかり。
やはり、 日本語を母語とする英語教師は必須 なのだ。
一方、” on ” と ” hiatus ” の間に、名詞や形容詞が
入る場合は、 可算名詞の原則に戻り、 冠詞がつく。
ご紹介した例文でも、そうなっている。
–
▼ 日本人の英語教師の強み ▼
” Please be aware that – ”
–
–
◆ 英語の冠詞は、日本語ネイティブにとって「 例外 」だらけで厄介。
初学者・初級者は、決して時間をかけすぎてはならないと考える。
この段階で、必要以上に深入りすると、「 英語嫌い 」になりがち。
やたらと目につく「 例外 」の数々に戸惑い、頭が混乱してしまうから。
そのため、中級 以上の実力に達してから、舞い戻ってくるとよい。
–
◇ 中級に達したら、「 単語力 」 以上に 「 多読 」 を優先
–
▼ 中級学習者の勉強法を、 事細かにご案内 ▼
” no need ”、 「 自分の世界 」が広がる英語
–
–
そもそも 「 冠詞 」「 時制 」「 前置詞 」 などは、
初級レベルで 真に理解するには 無理がある。
–
英語の 「 全体像 」 がうっすら見え始めた中級学習者が、
ようやく把握できるようになってくる性質のもの。
私にとっての冠詞・時制・前置詞も、 まさしくこの流れだった。
つい最近まで、 詳しく分かってなかったことを潔く白状します。
長期間あいまいな知識で、 平然と使ってきたわけだが、 初級
レベルで把握できるほど、 浅はかな領域ではないに違いない。
己の理解は、 とんでもない自惚れだったと後から知りました。
–
◆ 「 前置詞3年、 冠詞8年 」は、先達の経験を踏まえた教え。
–
–
『 英語の冠詞がわかる本 改訂版 』正保 富三 (著)
研究社、 2016年刊
四六判、 180頁
–
「 何十年勉強しても、冠詞の用法を体得するのは至難である。 」
同感します。
–
【参照】 ”
◆ 再び、 ” no need ” より再掲。
–
英語ネイティブの発信者は、 知名度・老若男女を問わず、 わんさといる。
–
–
■ 独立前の別チャンネルは、 ” Sassy ”
https://www.youtube.com/c/Sassyofficial
2021年2月23日 ~ 2022年3月3日 終了 → 独立
※ 疾風怒濤のトークで、 聞き取りの難易度は高め
■ こうした活躍もたくさん見られる
https://youtu.be/lr1rjMDEZmE
https://youtu.be/6Iiual2ndXo
https://youtu.be/od8aKTh36gg
https://youtu.be/T-90nPZHEXI
https://youtu.be/4s0qSGGKzkQ
https://youtu.be/PEm22Fwnw9M
https://youtu.be/yCYQ4Y-U7nk
https://youtu.be/KtOHXn5edf4
https://youtu.be/XiDhv42snos
https://youtu.be/2GqHO8Z81Bk
https://youtu.be/aB4YGjnRnNE
https://youtu.be/-ANxPtlEcf8
https://youtu.be/yilT8uqa77I
https://youtu.be/uKj9FVnpbZ0
https://youtu.be/JttNIglDG2c
https://youtu.be/YVlvlk88XMs
https://youtu.be/C1ia31moIZ8
https://youtu.be/0zZuUwR2-os
https://youtu.be/1ft9U82HBjw
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正確に反映されている。
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▼ 字幕 ( subtitles ) とは別個の YouTube の機能 ( 2021年開始 ~ )
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↑ パソコン
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––
↑ iPad
––
語り口の特徴は、 句動詞( phrasal verb )の多用で、 ネイティブが
しきりに口にする割に、 学習者には馴染みのないフレーズが目立つ。
–
中級学習者なら既習の基本単語中心で、 難しい単語が出ない点も推し。
–
ご本人自ら、 難しい言葉 ( big words )は使わないと ぼやいている。
–
関連記事を画面に映し、 読み上げてくれるので、 包括的に役立つ。
–
毎日更新 ( 平均14分間 )・ 経歴 ・ 人生観 ・ お人柄・ 勤勉さ ・
声質 ( やや高め )・ ユーモアの質量 ・ コンテンツの面白さが
心地よく、 日々勉強させていただいている。
–
大げさに感ずるしぐさが煩わしい時もあるが、 舌運び に集中しつつ、
上下左右に伸び縮みする口元を見つめていれば、 気にならなくなる。
–
この度合いの激動は、 日本語を話す際には、 見られないと言ってよい。
日英の音 ・ 言語習慣 ・ 音節構造 ・ ジェスチャー–の大差が垣間見れる。
ゴムのように伸縮自在の口唇から放たれる、 抑揚満載の口調がたまらん。
とりわけ、 有声 [b] [m]、 無声 [p] の子音で始まる単語を発音する口元。
3つとも 「 両唇音 」( bilabial ) で、 上唇と下唇が強めに接触。
両唇を勢いよく口中に巻き込み、 直後にぷっと一息で突き出す。
これほど分かりやすい動きを示す英語話者を私は見たことない。
口唇と舌の激しい動作にしびれ、 毎度うっとり見とれてしまう。
音声を消して、 口周りを凝視すると、 日本語にはない動きを見て取れる。
外国人の仰々しい表情とジェスチャー( 身振り )に見慣れる上でも役立つ。
頭の回転が速く、 語りは猛スピードであるが、 中級者 であればいける。
表現力も豊かゆえ、 彼女専用の「 単語帳 」 を2022年より作成している。
画面にしがみつき、 オウム返しを繰り返し、 「 単語帳 」 に即日登録。
→ Joce の 頻出表現
–
恐れ多くも家庭教師と思い做し、 Brooke 先生と等しく、 Joce 先生の
使った単語とフレーズを首尾よく使えるよう、 精一杯打ち込んでいる。
Joce 先生からは、 句動詞・寸言・成句 を中心に、 毎日平均6つを 採集中。
コメント欄も盛り上がり、 実人生に基づく 「 生の英語 」 がてんこ盛り。
タブー表現以外は、 さっそく真似して、 しれっと自分で使ってしまう。
–
以下、 ” This is not the case. ” より再掲。
–
–
昨日学んだばかりでも、 今日のメールに忍び込ませたりする。
–日常に、即刻ぶち込む。
–
せっかく学んだ表現、 高揚感が冷める前に、 ちゃっかりと起用。使い道を作り出し、 速やかに実行して、 一気に脳に焼き付ける。
こうすれば、 自律性・能動性を保ちながら、 ずんずん学習が進む。
どんどん使ってやれば、 新入りも喜び、 ちゃんと定着してくれる。
ぶち込む機会が平素になければ、 オンライン英会話などで作り出す。
※ 「 ネイティブキャンプ 」 と 「 レアジョブ 」 を推す
( 2023年9月 現在 )機会ゼロだと便便だらり身につかず、 英語はできるようにならない。
–【参照】 ” What’s the use of – ? “、 語彙採集
–
相性のよさそうな
発信者や番組を見つけて、
がっつり食らいついてやれ。
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▲▲ 再掲終わり ▲▲
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