Confirmed dead
2019/07/18
1)死亡が確認された 2)確認された死者
ホテルやフライトの「コンファーム」
それが、自他動詞 “confirm” である。
語源は、ラテン語「確実にする」(confirmāre)。
【発音】 kənfə́ːrm
ニュースでは、1)が圧倒的に頻出。
“pronounced dead“(後述)と同じく、
決まり文句である。
1)be動詞に続く場合は、他動詞 “confirm” の
過去分詞 “confirmed”(確認された)+
形容詞 “dead”(死んでいる)で、
「死亡が確認された」。
- “He was confirmed dead at a hospital.”
(病院にて彼の死亡が確認された。)
※ 通常の訃報では、単に「彼は病院で死亡した」
と和訳される。
– - “10 people were confirmed dead.”
(10名の死亡が確認された。)
2)”confirmed dead” が名詞形の場合は、
形容詞 “confirmed”(確認された)+
名詞 “dead”(死者)で、
「確認された死者」。
本義は形容詞である “dead”(死んだ状態)を、
名詞「死者」として使う場合は、
“the” をつけるのが通例。
よって、”the confirmed dead”
と出てくるケースが多い。
“the dead” は文法上は複数扱いとなるので、
“the confirmed dead” も複数扱い。
- “Many of the confirmed dead were elderly people.”
(亡くなった方の多くが高齢者でした。)
◆ 特に2)の用法では、「確認された」は
省略して和訳される場合が多い。
死者報道の前提として、確認済みとされるから。
この点、 “pronounced dead” 及び
“declared dead” と似ている。
–
【「死」関連表現 】
“passed away”
https://mickeyweb.info/archives/347
(亡くなりました)
“with regret”
https://mickeyweb.info/archives/318
(残念ですが)
“declared dead”
“Pronounced dead”
https://mickeyweb.info/archives/1636
(死亡宣告された、死亡した)
“took his / her own life”
https://mickeyweb.info/archives/4466
(自殺した)
“do away with oneself”
https://mickeyweb.info/archives/15503
(自殺する)
“a moment of silence”
https://mickeyweb.info/archives/3513
(黙祷)
“My prayers are with -.”
“My thoughts and prayers are with – . ”
https://mickeyweb.info/archives/3471
(~のために心からお祈りいたします。)
“He is in a better place now.”
https://mickeyweb.info/archives/24805
(今はもっと快適な場所にいます。)
“the beyond”
https://mickeyweb.info/archives/29487
(あの世)
“final resting place”
https://mickeyweb.info/archives/28844
(墓、埋葬地)
“terminally ill”
https://mickeyweb.info/archives/29801
(末期症状の)
“presumed dead”
(死亡したと推定されている、生存が絶望視されている)