My prayers are with -
2024/04/07
~ のために心からお祈りいたします。
不幸・災害の被害者や関係者に向けた、 思いやりの言葉。
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相手の苦しみを慮り、
安心を切に願う祈り
人道的見地に基づく祈願
宗教的な意味合いは少ない
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宗旨宗派は問わない のが一般的な認識。
それゆえに、 当事者の国籍やメディアの別なく、
年がら年中見聞きする。
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◆ ” prayer ” は名詞のみ。
「 祈り 」のこと。
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語源は、ラテン語 「 懇願する 」( precāria )。
【発音】 prέər
【音節】 pray-er (2音節)
可算名詞と不可算名詞を兼ねる。
表題では 可算名詞で、 複数形 ” prayers ” が通例。
ダッシュ部( ~ )には、祈りを捧げる対象者( 目的格 )
を入れる。
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■ 本人死亡の際は、 遺族や関係者が「 祈り 」の対象
—→ 死亡者に対し、 この表現で祈ることはまれ
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◇ 使用場面は、 日本人が多用するこちらに重なる印象。
「 ご親族の皆様へ謹んでお悔やみ申しあげます。 」
- 所有格 ” my ” ( 私の )
- 可算名詞 ” prayers ” ( 祈り )
- beの複数形直接法現在形 ” are ” ( ある )
複数形 ” prayers ” を受ける ↑ - 随伴の前置詞 ” with – “( ~ とともに )
よって、 直訳は「 私の祈りは ~ とともにあります 」。
転じて、「 ~ のためにお祈りいたします 」。
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■ 身内を亡くした家族に対してよく使われる
■ 闘病中の本人に向けられる場合もある
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All my thoughts and prayers are with the
Princess of Wales as she starts her treatment.※ 2024年4月7日 アクセス
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シンプルで無難な決まり表現なので、 ぜひ覚えておきたい。
- “My prayers are with him.”
(彼のために心より祈っております。)
– - “My prayers are with the families of Mr Smith. ”
(スミスさんのご家族のためにお祈りいたします。)
– - “My prayers are with her family and friends.”
(彼女のご家族とご友人のためにお祈りいたします。)
– - “My prayers are with you.”
(あなたのために心よりお祈りいたします。)
– - “All my prayers go to the victims and their families.”
(犠牲者とそのご家族のために、心よりお祈りいたします。)
– - “Our prayers are with the families of the victims.”
(犠牲者のご家族のために、心よりお祈りいたします。)
◆ 「 宗教的な意味合いは少ない 」と先述した一方で、 イデオロギーや
政治的なスタンスから、” prayers ” の起用を避ける考え方もある。
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リベラルは「お祈り」が大嫌い?1回目に取り上げる禁句は ― prayer ( お祈り ) です。
( 中略 )
“ リベラル派 ”はこのような一言に対して露骨な嫌悪感を示しています。
( 中略 )
彼らがこの言葉を嫌う最大の理由は、 “ リベラル派 ” がキリスト教に
対して激しい敵意を抱いているからです。–言ってはいけない! 現代アメリカのタブーな英語 (西森 マリー)
第1回 prayer (お祈り)
http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/lingua/prt/18/gendai1804.html
日付不明 ( リンク切れ )※ 2020年10月9日アクセス
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しかし、上記記事でも触れているように、言葉遣いに相当の配慮
を要する立場の方々( 米大統領含む )でも、 普通に用いる単語。
中級の英語学習者が「 禁句 」扱いする必要まではないと私は考える。
【類似表現】
- “My thoughts and prayers are with – . ”
(~のために心からお祈りいたします。)
– - “My heart goes out to the victims and their families.”
(私の思いは被害者とご家族とともにあります。)
(被害者とご家族に深く同情いたします。)
– - “My heart goes out to the Japanese.”
(私の思いは日本人の皆様とともにあります。)
(日本人の皆様に深く同情いたします。)
【「死」関連表現 】
- “ passed away ”
https://mickeyweb.info/archives/347
( 亡くなりました )
– - “ with regret ”
https://mickeyweb.info/archives/318
( 残念ですが )
– - “ declared dead ”
“ pronounced dead ”
https://mickeyweb.info/archives/1636
( 死亡宣告された、 死亡した )
– - “ confirmed dead ”
https://mickeyweb.info/archives/2131
( 1. 死亡が確認された 2. 確認された死者 )
– - “ took his / her own life ”
https://mickeyweb.info/archives/4466
( 自殺した )
– - “ do away with oneself ”
https://mickeyweb.info/archives/15503
( 自殺する )
– - “ a moment of silence ”
https://mickeyweb.info/archives/3513
( 黙祷 )
– - “ He is in a better place now. ”
https://mickeyweb.info/archives/24805
( 今はもっと快適な場所にいます。)
– - “ the beyond ”
https://mickeyweb.info/archives/29487
( あの世 )
– - “ final resting place ”
https://mickeyweb.info/archives/28844
(墓、 埋葬地 )
– - “ terminally ill ”
https://mickeyweb.info/archives/29801
( 末期症状の )