プロ翻訳者の単語帳

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At the wheel / Behind the wheel

      2020/01/04

1)車を運転する  2)舵取りをする

この “wheel” とは、車のハンドル。

steering wheel” の略

【発音】  ˈstɪr.ɪŋ ˌwiː

船の舵輪(だりん)も同上。

特に車の場合、”steering wheel” よりも、

“wheel” の方がはるかに使われる。

【発音】  hwíːl

ハンドルを握る」「舵取りをする
という日本語と重なり、分かりやすい。

日常使用では「ハンドルを握る」が圧倒的。

◆ “behind the wheel” の直訳は、「ハンドルの後ろで」。

運転手の座る位置を指す。  転じて「運転する」。


いずれも、”drive a car”(車を運転する)の意味合いで、
ニュースなどで年中出てくる。

  • “I fell asleep at the wheel.”
    “I fell asleep behind the wheel.”
    (私は居眠り運転をした。)
  • “I was caught drunk at the wheel.”
    “I was caught drunk behind the wheel.”
    “I was caught DUI.”
    (私は飲酒運転で捕まった。)
  • “Get behind the wheel ! “ ※ 命令調で
    (お前が運転しろ!)

< Wheel(ホイール) は、ハンドル?車輪?>

タイヤの「車輪」も、”wheel”。

ハンドルと異なり、車1台に複数あるので、
複数形 “wheels” が通例。

「ホイール」といえば、日本では「車輪」。

“wheel” の本義は、「回転する輪(わっか)」。
語源は、古英語「輪」(hwēol)。

【発音】  hwíːl

「ハンドル」も「車輪(ホイール)」も、
該当するから混乱する。

◆ 世間一般の認識としては、

  • 【日本】「ホイール」= 車輪
  • 【米国】 “wheel” = ハンドル

この点を理解しないと、次の語訳を招く。

【誤】  “behind the wheel” = 「車輪の後ろ」

正しくは、ハンドルの後ろの「運転席」を指し、
ひいては「運転すること」を表すことは、既述の通り。

ハンドルは1つだけ

1)  冠詞は常に “the
2)”wheels“と複数形にはならない

“wheel”の発音は、「ウィール」に近い。

【発音】  hwíːl

「ホ」はほとんど聞こえない。
カタカナ発音「ホイール」では、通じないだろう。

 

【関連表現】 ※ 車関係

“Pull over the car.”
https://mickeyweb.info/archives/284
(この車を止めてください。)

“under the influence”
https://mickeyweb.info/archives/286
(酒または薬に酔った状態で)

“Buckle up”
https://mickeyweb.info/archives/7840
(シートベルトを締める)

“raise awareness”
https://mickeyweb.info/archives/8831
(意識を高める)

“spin one’s wheels”
https://mickeyweb.info/archives/21928
(空回りする、空費する)

【関連表現】 ※ 前置詞 “behind” つながり

“behind closed doors” = 閉まったドアの後ろに
https://mickeyweb.info/archives/32481
(非公開で、水面下で)

“behind time” = 時間より遅れて
https://mickeyweb.info/archives/17971
(予定より遅れて)

“behind bars” = 鉄格子の後ろに
https://mickeyweb.info/archives/1177
(刑務所に入っている)

 

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