プロ翻訳者の単語帳

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Shoot me an email.

      2020/03/14

すぐ私にメールして。

急いでメールを送ってもらいたい時の常套句。

簡明直截で、ビジネス用途に便利。
文面・口頭ともに使える。

“shoot an email” は、比較的新しい表現らしく、
2017年6月現在(初稿時点)は『英辞郎 on the WEB』
にも載っていない。

◆ “shoot” には、自動詞・他動詞・名詞・間投詞がある。

【語源】
古英語「投げる」「飛ばす」(scēotan)

【活用形】
shoot – shoots – shotshotshooting
※ 発音はクリック

どの品詞も多義だが、共通イメージは、

  ピュッと急速な動き  

”shoot” の基本的意味は「撃つ」。

語義の多くがここから派生している。

したがって、多義だが比較的理解しやすい単語。

◆ ただし、間投詞のみは共通イメージと無関係。

発音が似ているだけで、卑語 “shit”(くそ)
の婉曲語「ちぇっ」。

「間投詞」(interjection)とは、感動や応答を表す語で、
単独で文となりうる呼掛け言葉。

【例】
“Oh ! “、”Alas ! “、”Oops ! “、”Whoa ! “、
Gross ! ” “Welcome back ! “、”Well done ! “、
Barf ! “、”Snap ! “、 Check ! “

◆ “Shoot me an email.” の “shoot” は他動詞

多義の他動詞には「急送する」の意味を含む。

よって、”shoot an email” は、こんな感じ。

メールをピュッと送る

 shoot an email ピュッ!

 

◆「急送する」は、メールが普及する前からの使われ方である。

  • “I will shoot the document to every manager.”
    (その文書を全マネージャーに急送します。)

とすれば、”shoot” の用法として実は新しくない。

それでも表題に掲げたのは、”Shoot me an email.” 自体が、
常套句レベルの頻出表現に近づいている言い回し
と判断するからである。

“me” 以外の人称代名詞の目的格、
“him”、”her”、”them”、”you”、”us” でもよい。

◆ 過去形は “shotだから、

  • “She shot me an email.”
    (彼女はすぐメールしてきた。)
  • “He shot her an email.”
    (彼は彼女にすぐメールした。)
  • “I shot my mom an email first thing in the morning.”
    (母に朝イチにメールした。)
  • “My boss shot me an email mapping out his ideas.”
    (上司は、自分の考えを細かく記したメールをすぐ送ってきた。)


◆ 丁寧にするには、

  • “Would you mind shooting me an email ? “
  • Could you shoot me an email ? “
  • “Would you shoot me an email ? ”
    ※ 日常使用には最適

IT系の企業が、顧客向けに多用する表現は、

  • “Please shoot us an email at support@x.com.”
    (support@x.com まで、お早めにメールをお願いします。)

◆ “Shoot me an email.” と初めて頼まれた際、
意味がまるで分からず、瞬時に面食らった覚えがある。

「えっ、私を撃ち殺せ、ってこと?!」

 

 

 

 

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