プロ翻訳者の単語帳

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Shoot me an email.

      2021/06/03

すぐ 私にメール して。

電子メールを急いで送ってもらいたい時の常套句。

簡明直截で、ビジネス用途に便利。
文面・口頭ともに使える。

“shoot an email” は、比較的新しい表現らしく、
2017年6月現在( 初稿時点 )は『 英辞郎 on the WEB 』
にも載っていない。

◆  ” shoot ” には、自動詞・他動詞・名詞・間投詞がある。

【語源】
古英語「 投げる 」「 飛ばす 」(scēotan)

【活用形】
shoot – shoots – shotshotshooting

どの品詞も多義だが、共通イメージは、

  急速な動き  ピュッ 

”shoot” の基本的意味は「 」。

語義の多くがここから派生している。

したがって、多義だが比較的理解しやすい単語。

◆  ただし、間投詞のみは共通イメージと無関係。

発音が似ているだけで、卑語 “shit”(くそ)
の婉曲語「ちぇっ」。

「 間投詞 」( interjection )とは、感動や応答を表す語で、
単独で文となりうる呼掛け言葉。

「 感嘆詞 」( exclamation )とも言う。

「  ! ( 感嘆符 )」 は、” an exclamation mark “ または
” an exclamation point ”。

【例】
“Oh ! “、”Alas ! “、”Oops ! “、”Whoa ! “、”Gross ! “、 Check ! “
Welcome back ! “、”Well done ! “、”Barf ! “、”Snap ! ”

 

◆  ” Shoot me an email. ”  の  ” shoot ” は 他動詞

多義の他動詞には 「  急送する  」の意味を含む。

よって、”shoot an email” は、こんな感じ。

  メールを  ピュッ と送る  

 shoot an email ピュッ!

 

◆ 「 急送する 」は、電子メールが普及する前からの使われ方である。

  • “I will shoot the document to every manager.”
    (その文書を全マネージャーに急送します。)

とすれば、”shoot” の用法として実は新しくない。

それでも表題に掲げたのは、” Shoot me an email. ” 自体が、
常套句レベルの頻出表現 に近づいている言い回し
と判断するからである。

” me ” 以外の人称代名詞の目的格、 すなわち、
” him “、” her “、” them “、” you “、” us ” でもよい。

◆  過去形は  ” shot だから、

  • “She shot me an email.”
    (彼女はすぐメールしてきた。)
  • “He shot her an email.”
    (彼は彼女にすぐメールした。)
  • “I shot my mom an email first thing in the morning.”
    (母に朝イチにメールした。)
  • “My boss shot me an email mapping out his ideas.”
    (上司は、自分の考えを細かく記したメールをすぐ送ってきた。)


◆  丁寧にするには、

  • “Would you mind shooting me an email ? “
  • Could you shoot me an email ? “
  • “Would you shoot me an email ? ”
    ※  日常使用には最適

IT系の企業が、顧客向けに多用する表現は、

  • “Please shoot us an email at support@x.com.”
    (support@x.com まで、お早めにメールをお願いします。)

◆  “Shoot me an email.” と初めて頼まれた際、
意味がまるで分からず、瞬時に面食らった覚えがある。

「 えっ、撃ち殺せ、って ?

 

 

 

 

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