【転職】一緒に働きたいと思ってもらうこと
2023/06/05
前回の転職記事 にお問い合わせをいただいたため、
このトピックを続けてみたい。
–
◆ 25年以上に渡り、
公務 → 民間 → 公務 → 民間 → 公務
と職を変えてきた。
転職については、 若い頃から相当準備してきた。
日本の官公庁 ・ 外資系 ・ 零細企業 ・ 中小企業 ・
ベンチャー企業 ・ オーナー企業 ・ 外国政府 ( 現職 )
などにお世話になっている。
転職だらけのキャリアパスは、 あらかじめ計画したものではない。
–
将来を見据えて決断を重ねた結果、 こうなってしまった。
【参照】 ” Spin one’s wheels ”
◆ 20歳代から30歳代の頃は、
先行き不安を強く感じていたため、
手当たり次第にキャリア関連の書籍を手にした。
25年余りで仕上げた日英の履歴書・経歴書は3桁、
ざっと目を通した日英のキャリア本は4桁の数に達した。
◇ 職務経歴書は、現在も随時更新中
「 救い 」となった習慣 ↑ おすすめ ※ 後述
–
◆ とりわけ定評のあった当時の転職本は、
ほとんど読破したと思う。
–
希望職に転職できたので、
読書経験は役立ったと考えている。
だが、今振り返ると、肝心な指摘が
抜けている本が少なくなかった。
すなわち、
採用する側に
「 一緒に働きたい 」
と思わせることができるか
–
若手の 「 ポテンシャル採用 」 に比べ、
中高年の中途採用 の場合、 特に 重要な視点
と考える。
–
◆ 一般的に、最終面接に近づくほど、
職歴やスキルをアピールする必要性は 下がる。
書類選考・筆記試験・初期面接において、
検証済み であるからである。
にもかかわらず、 この期に及んでも、
業績のプレゼンを説く本が目立った。
◆ 「 最終段階 」 では、 それよりも、
■ 我が組織に入れても大丈夫か
■ 我々とうまくやっていけるか
■ 無用な波風を立てる人でないか
–
こうした側面から、 チェックされている可能性が高い。
–
焦点は、 スキルではなくて、 人物像。
相性が合うか、 最後の品定め。
矯めつ眇めつ 観察されている。
–
「 コミュニケーション能力 」 が試されるとは、
こういうことだろう。
そんな中、 自分の実績を一方的に
まくし立てたらどうなるか。
担当面接官の心証は、 容易に推察できる。
–
役員レベルの面接官なら、 なおさら厳しくなるに違いない。
40歳代に入ってからも、 私が正規職員として採用されてきたのは、
格別優れたスキルを具えているからではない と断じて言える。
同程度のスキルの持ち主なんぞ、 無数いる。
そうではなく、
「 私と一緒に働くと面白く、
なおかつ、お得 ですよ 」
–
こんな雰囲気をあえて漂わせ、
終盤の面接に臨んだからだと信じる。
–
最終的な決定打は、 過去の業績ではなかった。
また面接中、 余計なことは口にしなかった。
–
■ 面接官の質問に神経を集中させ、
1) 具体的に
2) 分かりやすく
3) 心を込めて
–
丁寧に答えた。
–
◆ 「 私を雇って 」 と相手にリクエストしている。
本気で職を求めるならば、誠実な心構えが大事。
組織の規模や面接官の国籍にかかわらず、
これらの戦略で通じた。
無論、コアとなるスキルと 必要な資格 を取得
しておかなければ、 書類選考すら通過しない。
中途採用である以上、当然だろう。
–
しかし、最終面接に至れば、スキルや経歴のダメ押しアピールよりも、
「 ぜひとも、あなたと働きたい! 」
–
親近感 ・ 共有感 を自ずと抱いてもらうことの方が大切と考える。
共感 ・ 共鳴 が生まれると、 勢いと弾みが出る。
–
◆ 希望業種や職種によって状況は若干異なるものの、
–
■ どんなに優秀であっても、
–
一緒に働きにくそうな人は
–
敬遠される
–
この「 組織の常識 」も併せて押えておきたい。
採用側に立てば、 もっともな論理。
–
–
◆ 面接が1回完結の企業でも、以上の戦略は有効だった。
やはり、 書類選考と筆記試験で検証されたはずの
事細かい内容はくどくど述べず、
–
私を採用したら、お得 です
というメッセージを面接でアピールした。
御社にとって、私は
–
お買い得 な人材 です
–
やや品に欠ける印象を帯びるかもしれないが、 ズバリこれが趣旨。
採用募集中の相手に 「 私を雇って 」 と切実に要求する行為。
さほど行きすぎた言い分でもあるまい。
–
◆ 上記の長方形枠の中身は、< 転職の基礎知識 > だと考える。
特別なことは、何一つ書いていない。
ご自身の気質に照らして、すべて腑に落ちないのであれば、
おそらく「 組織 」向きではないだろう。–
–
◇ 素質的に「 組織に 雇われるタイプ 」ではない
自分の資質に合わない生き方は、行き詰まりやすい。
↓ ↓ ↓
若い時分はよくても、 中年期以降に大きく挫折しがち。
その結果、心身を病み、不幸を招く。
違ったキャリアを選ぶ方が、きっと幸せになれる
–
【参考】 ※ 外部サイト
< シニア世代向け 求人サイト >
- 50代・60代 中心のお仕事情報サイト 「 シニア求人ナビ 」
https://www.seniorjob-navi.com/
– - シニアが選ぶ人材会社 No.1 「 シニアジョブ 」 50歳以上
https://senior-job.co.jp/
– - シニア( 40~60代 )に特化 「 OKジョブ シニア 」
https://sr.okjob.jp/
– - 50歳以上のセカンドキャリアに経営支援
https://2nd-pro.com/
– - 高齢者の就労支援事業 「 高齢社 」
https://www.koureisha.co.jp/
– - シニア専門の派遣 「 フルキャストシニアワークス 」 60歳以上
https://www.fc-sw.co.jp/
– - シニア( 50~60代 )の派遣 「 オープンループパートナーズ 」
https://www.olp.co.jp/lp/2019senior/
— - 35歳以上専門 「 職歴打診 」 型 転職支援 「 Career Release 40 」
https://cr40.jp/
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< シニア世代向け 転職関連記事 >
- 2023年度の転職市場予測 ( 前編・後編 )
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM2268R0S3A320C2000000
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM04AGW0U3A400C2000000
2023年3月25日、 2023年4月10日付
– - 海外転職で成功するシニア マネジメントや営業に需要
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM178630X10C23A2000000
2023年2月25日付
– - 成功するミドル・シニア転職 60歳超でも雇われる人
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM13AHX0T10C23A1000000
2023年1月21日付
- 面接で 「 不採用 」 が続く中高年が根本的に間違えているコト
https://president.jp/articles/-/64710
2023年1月5日付
– - 「 あなたは高くて、不味いレストランと同じ 」
50歳の元メガバンク支店長に職安が告げた ” 残酷な一言 ”
https://toyokeizai.net/articles/-/585069
2022年11月14日付
– - 人や組織をつなぐ “ リエゾン ” シニアとは ?
「 人の役に立つ 」 を目指す
https://dot.asahi.com/wa/2022080400024.html
2022年8月8日付
– - 「 35歳転職限界説 」 がもはや過去の遺物となった訳
40~50代 の転職者が この10年で激増している背景
https://toyokeizai.net/articles/-/585069
2022年5月8日付
– - 幹部転職、5つのきっかけ 好機のサインを見逃さない
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM156NF0V10C22A3000000/
2022年4月1日付
– - 転職か? 残留か? 40歳からの判断基準は 「 善は急げ 」
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM156NF0V10C22A3000000/
2022年3月18日付
– - 幹部クラスが転職失敗 陥りやすい3つのパターン
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM0910C0Z00C22A3000000?n_cid=LMNST010
2022年3月11日付
– - 転職先を喜ばせる幹部の共通点3つ
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM152810V10C22A2000000?page=2
2022年2月18日付
– - 転職先で部長止まりか役員昇格か 違いは5つの力
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM254710V20C22A1000000
2022年1月28日付
– - 40代からの準備が明暗を分ける
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM112JI0R10C22A1000000?page=2
2022年1月14日付
– - 有能でも 「 50歳を過ぎたら 」 転職できない納得事情
https://toyokeizai.net/articles/-/458827
2022年1月10日付
– - 40、50代幹部の転職デビュー これだけ守れば怖くない
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM072SA0X01C21A2000000
2021年12月10日付
– - 「 大手企業の管理職 」 は経験内容次第で転職活動に明暗
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM191SL0Z11C21A0000000?page=2
2021年10月22日付
– - セカンドキャリア、壁は3つのmust まず収入の目安を
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOFK3057W0Q1A930C2000000
2021年10月6日付
– - 70歳まで働くには 必要とされる人はどこが違う
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO75287400R30C21A8000000
2021年9月3日付
– - 早期退職した 「 大企業の管理職 」 を襲う
「 どこにも居場所がない 」 という大問題
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85034
2021年7月11日付
– - ミドル転職の具体的な進め方
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO73638400X00C21A7000000?page=2
2021年7月10日付
– - 資格取得はどこまで効果を発揮するのか?
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO71952830X10C21A5000000?page=2
2021年5月21日付
– - 40歳からの転職成功者に共通する 5つの行動
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO70719700W1A400C2000000
2021年4月9日付
– - 雇用制度が激変 40歳からの職業人生、どう考える?
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69881350R10C21A3000000
2021年3月31日付
– - 「 70歳定年時代 」 に 「 勝つ人 」「 負ける人 」
再就職できるシニアの条件
https://dot.asahi.com/wa/2021032500075.html?page=1
2021年3月28日付
– - 「 コロナ禍で転職に成功する40、50代 」 の共通点
https://toyokeizai.net/articles/-/416985
2021年3月19日付
– - 35歳からの転職 経験を成果に変える力、採用側が期待
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69327940S1A220C2000000
2021年2月26日付
– - 転職の決定、直感型か分析型か 4タイプに分けて判断
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69097350V10C21A2000000
2021年2月19日付
– - アーリーリタイア すべきか 「 7つのチェックポイント 」
https://toyokeizai.net/articles/-/412170?page=3
2021年2月17日付
– - 今の仕事やりきった? 転職前に3ポイントを最終確認
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO65453020W0A021C2000000
2020年10月30日付
– - 転職エージェント使うなら 大手・中小を上手に併用
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO64323540Y0A920C2000000
2020年10月2日付
- 50代からの再就職 「 失敗する人・しない人 」 の差
https://toyokeizai.net/articles/-/367689
2020年9月22日付
– - 働きがい重視の新天地選び 後悔しない転職活動
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO62160720R30C20A7000000
2020年8月7日付
– - 40歳過ぎて仕事でモヤモヤ 不安除き前向きになるには
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO61657870X10C20A7000000
2020年7月24日付
– - コロナ下でも欲しい人材 引く手あまたの職種・経歴
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO61441080T10C20A7000000
2020年7月18日付
– - 40歳からの転職、市場価値を上げる6つの分かれ目
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55176160T00C20A2000000
2020年2月7日付
– - 50代が 「 転職・再就職 」 で超苦戦する根本原因
https://toyokeizai.net/articles/-/321066
2020年1月29日付
– - 45歳リストラ時代に 成功体験捨て未経験の職に挑め
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO54281270Q0A110C2000000
2020年1月17日付
– - 経歴は 「 STAR 」 を盛り込んでショートストーリーをつづる
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO50595630U9A001C1000000
2019年10月11日付
– - 転職の潮時かも … 今の職場を去るべき4つのケース
https://www.career-guide.info/tenshoku/article/236/
2019年6月6日付
– - 定年後 「 再就職 」 に大苦戦する50代に欠けた視点
https://toyokeizai.net/articles/-/273900
2019年5月6日付
– - 60歳以上の 「 再就職 」 が困難を極める根本原因
https://toyokeizai.net/articles/-/273899
2019年4月13日付
– - 転職に失敗した40代 みんなが口にする3つの 「 失言 」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO30867440T20C18A5000000
2018年6月8日付
– - シニアの仕事探し うまくいかないのには理由があった!
https://dot.asahi.com/wa/2017081800012.html?page=1
2017年8月23日付
– - 高齢でも年収1千万が夢じゃない! 65歳からのハローワーク
https://dot.asahi.com/wa/2017081700018.html?page=1
2017年8月21日付
– - 40歳を過ぎても 「 企業が欲しがる人材 」 3つの共通点
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO14830210T00C17A4000000
2017年4月7日付
– - プロが止める! 「 転職してはいけない人 」 の3つの特徴
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO02797710W6A520C1000000
2016年6月10日付
– - 「 熟年就活 」 急増中 成功のポイントは “ 棚卸しと人脈 ”
https://dot.asahi.com/wa/2013080600040.html?page=1
2013年8月7日付
–
【参照】 ” disgruntled “、 ” walk out ”
–
–
しんどい …
–
◆ 人事のプロに試験 ( 書類選考・面接 ) していただける機会は、
中長期的な視座より眺めると、 貴重なチャンスに他ならない。
なぜなら、 「 適性 」 と 「 世間 」 を知る好機となるから。
今まで見えていなかった内面や、 社会の一隅をかすめたりする。
光と影が織りなすような、不可測の事態に遭遇するかもしれない。
世渡り能力は、 特定の組織に 「 しがみつく 」能力とは、 別物 と感じる。
両方有するに越したことはないが、実際のところ、どちらが心強いか。
渡世を送る上で、揺るがぬ自信になるのは、応用の効く前者であろう。
見知らぬ人々と接触していく過程で、得られる気づきはすさまじい。
全力を尽くして、 就職活動・転職活動をしてみれば分かる。
–
視野が開け、 新たな能力が身につき、 世を見る目が確実に変わる。
「 捨てる神あれば、 拾う神あり 」 そして 「 地獄に仏 」。
–
これらの意味を肌で味わうことになる。
–
「 きちんと動けば、 案外どうにかなる 」。
–
この理解が訪れる。
私もそうだった。
–
–
◆ 幾度も転職を繰り返し、 ようやく私が 学んだ教訓 のひとつは、
◇ 準備するプロセス自体 が、
またとない 人生の転機 になっている
–
この自覚である。
あれほど、 必死なもがきは、 安穏な日常に生じにくい。
離職したり、 無職になったりして、 生活の光景が一変したからこそ。
当たり前だった消費が、 急に贅沢品になり、 我慢を強いられる情けなさ。
なんとかしなければと、 しゃかりきに知恵を絞り、 頭をフル回転させる。
家計と職歴に直結する以上、 採用されることが肝要なのはもちろんだが、
採否がどうであれ、 まさしく 「 無駄にならない努力 」 の好例と思う。
実は、 これまで従事した仕事の 「 棚卸し 」 にとどまらない効果を生む。
今後どう生きていきたいか、 自問するきっかけとして、
この上ない契機となるのが、 経歴の整理と履歴書作成。
間違いなく、 分水嶺となる。
–
–
◆ たとえ、 今回はご縁がなかったとしても、
不採用分を「 たたき台 」にすることで、
次回の履歴書・経歴書 ( オンライン含む )を、
もっと洗練された応募文書に仕立てられる。
–
決して「 没 」で終わらせない。
ご自分にぴったりな相手に、 これから出会う のだから。
–
蓄積した自作資料は、今後も末永く活用できる「 宝物 」
–
—一生、応用できる 「 商売道具 」
–
–
「 没 」 履歴書は 「 宝物 」
よりよい未来を引き寄せ、 見守ってくれる、 人生最強級の味方。
これほど役立つツールは、 市販されていません。
–
提出書類に、 手を抜くなんて、
もったいない。
–
怒ったり、 焦ったり、 否定している場合じゃありません
そんなことは、 内定してからやればよい。
今は、 クリエイターになりきって、 応募資料の作成に集中しましょう。
場数を踏めば、 どんどんどんどん楽になっていきます。
–
–
良いこと悪いこと、 振り返りつつ、 静かに受け入れ、
ひとつひとつ、 心を込めて、 作ってあげよう。
「 会社のため 」 というより 「 自分のために 」。
–
–
◆ 人生メンテナンスの一環に、 組み込んでおくとよいのが、
職務経歴書を手入れしておく 習慣。
目下、転職予定がなくても、 折に触れて、アップデートしておく。
年に1度、気が向いた時に、ざっくり箇条書きし、自分宛にメールする。
たったこれだけでも、 心丈夫で大助かり。
いざという際に、 有力な「 武器 」になってくれる強みは、 前記の通り。
ちょっとした 「 自己PR 」 や 高齢期の再就職時にも、 楽々使い回せる。
–
–
◆ ” career highlights ” となりうる成果は、「 単語帳 」同様、 メールでも保存。
主要な課題の完了直後に概略をメモし、 自己に向けて送信するのが私の常。
記憶が鮮明に残っているので、 思い出す手間が減り、 ずっと気楽にできる。
–
【参照】 「Gmail」で作る単語帳–
◆ 自身のキャリアや生き方を、 否応なしに見つめ直さざるを得なかった、
ひどく孤独で、 きつかった時期が、 成長をもたらした。
–
何年も過ぎ去ってから、 やっと気づいた。
「 つらかったあの頃、 次のステージに進んでいたんだ … 」
転職前後は、 なにかと不安定で、
みじめな思い をする場面が多い。
–
特に、 中高年の場合、 骨身に染みる。
古往今来のあらゆる懸念が去来し、 脳内をぐるぐる駆け巡る。
むやみやたらに忙しくなり、 リラックスできない日々が続く。
「 この先、 どうなるんだろう … 」
私もそうだった。
本当に苦しい。
終生忘れられない、 涙の堪え場である。
–
よく寝て よく動き、 日夜せっせと応募し続ける毎日。
内定をいただくまでは、 このような規則正しいパターンで暮らしていこう。
決まったリズムで過ごす方が、 心身が楽で、 不安に襲われにくくなる。
飲酒・喫煙・過食・夜更かしは控え、 朝は起き上がり、 軽く散歩に出よう。
こんな単調な生活でも、 慣れてくると、 気分がしっとり落ち着いてきます。
生活習慣が狂うと、 体調がおかしくなりやすく、 暮らしが灰色になっていく。
–
–
疲れたら、 さっさと寝てしまえ。
–
考えすぎ ( overthinking ) ずに、 体力と英気を貯えるとよい。
【参考】 ※ 外部サイト
- 「 考えすぎ 」 と 「 心配 」 はどう違うのか
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2022/11/post-100194.php
2022年11月25日付
–
悩むよりは、 「 とりあえず応募してみよう ♪ 」 くらいの気持ちで。
–
未来は誰にも分からない のだから、 とにかく 前向きに動いて みたい。
–
–
どうにか、 こうにか、 自分を見捨てることなく、
–
正しく、 真剣に取り組めば、
–
必ず、救いがやってくる。
–
天は見ている。
God is My Witness.
Go where the water is warm.–
( 心地よいと感じる方向へ進め。)
( 歓迎してくれるところへ行け。)
–
【参照】 No need.–
そう焦らず、
やるべきことを、
しっかりやる。
–
中高年なら、できるはず。
–
–
–
『 道をひらく 』 松下幸之助 (著)
PHP研究所、 1968年刊
<出版社HP> <アマゾン> <楽天ブックス>
–
※ 松下電器産業( 現 パナソニック )
の創設者( 1894-1989 )