プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

Disgruntled

      2026/09/19

・ Estimated Read Time ( 推定読了時間 ): 5 minutes

不満を抱いた

英単語全体から見れば、頻出でも重要でもないが、
特定の場面では欠かせない単語がある。

人事 においては、” disgruntled ”  がそのひとつ。

【発音】  disgrʌ́ntld
【音節】  dis-grun-tled  (3音節)

日本の学校教育には、ほとんど縁のない形容詞。

だから、ここで取り上げたい。
–

–
disgruntled

annoyed  or  disappointed,  especially because
things have not happened in that way
that you wanted.

( ロングマン、 LDOCE6 )

【発音】  disgrʌ́ntld
【音節】  dis-grun-tled  (3音節)

–
今風に言えば、 「 ブーたれる 」 様子。

ムッとした 心情と語感が重なる。
–

< 代表格の三者 >   単数・複数

  • a disgruntled employee
    disgruntled employees
    ( 不満を抱いた 従業員 )
    –
  • a disgruntled student
    disgruntled students
    ( 不満を抱いた 学生 )
    –
  • a disgruntled customer / client
    disgruntled customers / clients
    ( 不満を抱いた 顧客 )

–
◆  “ disgruntled ” は、 形容詞 のみ。

語源は、他動詞  ” disgruntle ”  の 過去分詞 ” disgruntled ”
が 形容詞になったもの ( past-participle adjective )。

” disgruntle ” は他動詞のみで、意味は単純。

「 ~ に不満を抱かせる 」  「 ~ を不機嫌にする 」

この過去分詞である ” disgruntled ” が、そのまま形容詞化
したものなので、意味も引き継ぐ。
–

■  一般的な組織が、

a disgruntled employee

とレッテルを貼って表現する際、

その大半が、

–積もり積もった不満と恨みを抱く従業員を指す。

組織側は「 不満分子 」「 抵抗勢力 」とみなしている

可能性が高い。

–
突発的な日常トラブルならば、話し合いなどで、
さっさと解決にこぎ着けるはず。

さもないと仕事が進まない。
–

長年に渡り不満  が蓄積するのは、
労使双方に不都合  
であり、
雇用契約の基本  となる
信頼関係の破綻 
を示唆する。

–
一方、学生や顧客については、単発的な問題でも
” disgruntled ” で表したりする。

通常、労使が長期契約に基づく雇用関係であるのに対し、
学生・顧客にはそこまでの縛りがない。

従業員と異なり、学生は期間限定の身分であり、
時間が解決 するため、深刻な怨恨に発展しにくい。

顧客についても、相互に選択の自由が認められている。

「 クレーマー 」( complainer )でもない限り、
長期的な 反目 は回避できる。

 

◆  結果的に、” disgruntled” と言えば、” employees “ “。

用法として筆頭に常住するほど、相場が決まっている。

労務不正・情報流出・詐欺・横領・パワハラ  を含む組織内
のトラブル事例とその対応策を学ぶと、きっと目にする言葉。

それが  ” a disgruntled employee “。



我慢も限界

–

◆  対応策の主要論調をまとめると、

 


disgruntled employees
 

–

は、不正の温床

–
まるでスパイ扱い。

内部者がもたらす脅威ゆえ、” insider threats ” に分類される。

まさに「 内なる脅威 」、「 内なる敵 」。

  • 「 脅威は内にあり 」( the threat within)
  • 「 敵は内にあり 」( the enemy within )

” a disgruntled employee ” とのラベル付けの時点で、
” a potential threat ” に位置づけされていると考えてよいだろう。

なんとも切ない。
–

–
We had to fight  the enemy without  in the Falklands.
We always have to be aware of  the enemy within ,
which is much more difficult to fight and
more dangerous to liberty.

( フォークランド諸島問題では、 外敵  と戦わねばならなかった。
自由にとって、はるかに手強く危険な存在である  内なる敵  にこそ、
我々は常に注意しなければならない。 )

Margaret Thatcher ( 1925-2013 )
マーガレット・サッチャー  第71代英国首相

※  1984-85年 の鉱山労働者ストライキについて

–

  • ” Employees are becoming disgruntled about the pay cut.”
    ( 今回の賃金カットで、従業員が不満を抱きつつあります。)
    –
  • ” Don’t be disgruntled about such a thing.”
    ( そんなことで不満になるなよ。)
    –
  • ” The upshot is that we have too many
    disgruntled employees.”
    ( 結論としては、我が社には不満を抱えた
    従業員が多すぎます。)–
    –
  • ” Disgruntled clients were very vocal about
    their dissatisfaction.”
    ( 不満を抱いた顧客たちは、自分たちの不平を
    たくさん口にしていた。)–
    –
  • ” Most of them are unhappy and disgruntled.”
    ( 彼らの大半が不平不満の状態です。)
    –
  • ” A disgruntled employee lashed out violently.”
    ( 不満を抱いた従業員が大暴れした。)
    –
  • ” I don’t want to deal with disgruntled customers.”
    ( 不満なお客の対応はしたくないです。)
    ー
  • ” She was known for her disgruntled look.”
    ( 彼女は不満な顔つきで知られていました。)
    –
  • ” We need to do something about disgruntled employees.”
    ( 不満分子をどうにかしないと。
    )
    –
  • “ The disgruntled employees are pushing for
    wage increases.”
    ( 不満を抱いた従業員が賃上げを要求している。)
    –
  • ” She treated me like a dirt so I left feeling disgruntled.”
    ( 彼女は私をゴミ扱いしたので、不満な気持ちになった。)


◆  既記のように、長期雇用とは  信頼に基づく契約  に他ならない。

敵対意識 ( animosity ) が長く続くのは、 労使双方 にとって好ましくない。

私自身、従業員の立場から、何度か味わってきた苦しみである。
–

【参照】   ” walk out “、  ” 転職とは、一緒に働きたいと思ってもらうこと ”
–

 

” a disgruntled employee “


のまま、
だらだら 在籍していると、

 

人生の運を落とす

 

経験から、こう強く感じている。

今後のためにも、望ましくない。

 

早めの 話し合いまたは 転職で

短期に 乗り切る 方が 救われる

–

すぐさま気づいていただければ、

と私が心の底から思い願うことは、
–

「 雇用のミスマッチ 」は
 自己コントロール可能  

 

疲れ切る前に、すばやく動こう。

幸せをつかめる 生き方を選ぼう。

ご自分の人生を、もっと大切に。

 

 

–
あせりを解決するためには、

自分に適した仕事や環境

–
を見つけることである。

そんな仕事や環境はない、とあせっている人は言うかもしれない。

おそらくそんなことはあるまい。

そんな仕事や環境がないのではなく、
そのようなところに行くのを

自分の自尊心が妨げているのではないか。
–

そこまで感情疲労が激しい  のに、

現在の状態にしがみついているのは、

ひとつには現在の状態が自分にある威信を与えてくれている
と錯覚しているからではなかろうか。
–

『 もっと素直に生きてみないか 』  p.139.
加藤諦三(著)、 三笠書房、 知的生きかた文庫
1991年刊

◇  引用者により、色・太字・改行は調整済み

 

 

勇気を出して

 

新天地を目指そう

 

 

◆  以下、 ” Test of time ”  より再掲。

 

◆  自分に適した居場所に身を置く

◆  自分の勝てる場所で勝負をする

–
この2つが、「 幸せへの近道 」 と私は言い切りたい。

男女不問。

とりわけ、 自分に適した職  に就くべし。
–

よく合う職業に就けば、 自信と自尊心が強化される。

自分の個性に合っているから、 無理なく成長できる。

もともと適性があるから、 すんなり スキル を会得。

稼ぐ力が高まってくると、 生きる力も湧いてくる。

自己肯定感が循環し、 人生の運びがスムーズになる。

ご機嫌に生きられるので、 安定感があり、 信頼される。

結果的に、 自他とも満足して、 健康を維持しやすい。

失職しても、 腕前があるから、 転職には苦労しない。

びくびくせずに生きることができれば、 すがすがしい。

【参照】  toxic relationship、  Please be aware that

–

なにより、 毎日が楽しい。

–

◆  職業選択の自由を含め、 世界屈指の自由を誇る日本人。

なのに、 適職に縁遠く、 幸せを感じられない人が多すぎる。

こんな気がする。

なぜだろう。
–
–

◆  転職 しまくった果てに、 思い切って生意気申し上げると  …

嫌いな仕事に従事できるほど、 残りの人生  は長くないのです。

Life is way too short for shitty jobs.

いつ終わるか知れぬ我が命、 よくそんな生き方ができるよな。

きっと、 他人には計り知れないご事情があるのでしょう。

でも、 もったいない。
–

【発音】  ʃíṭi
【音節】  shit-ty  (2音節)


–
▲▲  再掲終わり  ▲▲

 

◆  以下、 ” toxic relationship ”  より再掲。

 

人の言うことを聞き入れるのが苦手な方は、

人の言うことを聞かなければ一向に進まない

ような職業を避けると、 幸せに生きやすい。

–
人間関係が苦手な方は、
人とべたべた関わらなくても

どうにか なりそうな職 と ライフスタイル を志せばよい。

–
自分の 「 素質 」 に見合う職業を慎重に選ぶ
。

頭を最大限に使うべき場面。

根本的に合わないのに、 我慢して働くと、 病みます。

 

▲▲  再掲終わり  ▲▲

 

【類似表現】

 

 

日本が無理なら、 海外に行け

–
そのためにも、 英語を身につけておくとよい。

–
–

【参考】    ※  外部サイト

・  日本のパスポートは 世界最強  ( CNN、日経 )
–

–
–
https://www.henleyglobal.com/passport-index
2023年4月

 

 

海外でダメなら、 戻ってこい。

 

その頃には、 いくらか潮目が変わっている

Time changes.   Every tide turns.   Everyone ages.

–
一度、 海外に滞在してみるとよい。

わずか数日間であっても、 心境を含め、 以前と変わるものはある。
–
行く価値は十分ある。

 

世界は どでかい

 

  万物逃れられないのが 「 時の力 」

No one is immune to the passage of time.

 

世界屈指の自由を誇る 「 日本人 」。

相対的な信用度も高い。

享受できる権利 を活用すべし。

 

–

–
https://www.youtube.com/watch?v=9beMtUKgf0Y
2023年11月29日付
( 動画全長 11分49秒 )

–
––
https://www.asahi.com/articles/ASS6X2T4XS6XULLI00HM.html
2024年7月1日付

 –

アフリカ 「 ナビム砂漠 」 ライブ映像
https://www.youtube.com/live/ydYDqZQpim8
–
–
アフリカ 「 カラハリ砂漠 」 ライブ映像
https://www.youtube.com/live/ME0dPuBtzug
–
–
アフリカ 「 エトーシャ国立公園 」 ライブ映像
https://www.youtube.com/live/AeMUdOPFcXI
 

 

 

 

 

 

 

広告 / Advertisement

※ ページに広告が含まれる場合があります。

 - 英単語, 英語, 転職