プロ翻訳者の単語帳

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【転職】英語を使う仕事に変えるべきか

      2021/07/03

職業柄、英語学習者から、転職のご相談を受けることがある。

英語が大好きで、長年勉強してきた。
でも、今の仕事では英語を使わない。
転職すべきでしょうか。


転職には、ご本人の年齢資質・諸条件が直接影響する。

ご家族の構成が大事な要素となるのは言うまでもない。

よって、一様に返答できないし、正答は人それぞれだろう。

◇  たったひとつ、私が全員にご紹介する持論がある。

実務で使う英語と学習者向けの英語
には、
隔たり があると思います。


◆  ビジネスのような激しく動く世界で使う英語
と、概して静的な学習用の英語はやはり違う。

普段から英語を使っているか否かは、当人の発する
英語を見聞きすれば、比較的容易に判断可能な印象。

すなわち、4技能( 聞く・読む・話す・書く )のうち、
英語の運用能力は「話す」と「書く」に表れやすい。

実務では、英語はあくまで、コミュニケーション手段

文法や丁寧さは二の次で、スピードが求められる。

職場は学校ではない。

「 労働の対価 」として、お金をいただいているのだ。

社会人として、コストと利害関係の分別は欠かせない。

◆  転職を重ねた結果、私は正社員(正規職員)として、
「 産学官軍 」に従事した。

  •  「 産 」+「 学 」= 10年以上
  •  「 官 」+「 軍 」= 15年以上

計画したのではなく、図らずも雑多なキャリアが仕上がった。

使う英語は様々であったが、日本の一般学習者
が接するであろう英語とは、程遠かったと感じる。

◆  端的に言うと、「 プロとアマは違う

文法にやや難があっても、相手に通じればまずOK。

「 他人の弱点にかまう暇なんかない 」という雰囲気。

本心はともかく、いちいち気にしないのが、仕事のできる人。

外資系の場合、自分の仕事をさっさと終えて、定時に
上がるのが常例だったりするから、当然かもしれない。

日常業務では、完璧な文法過剰な礼儀
など、さほど期待されない。

そんなことより、スピード優先。
それが実務であり、プロの世界。


特殊分野でない限り、どこも似たり寄ったりだろう。

使える英語を本気で身につけたければ、
英語を年中使う職場に移る方がよい
かもしれません。


英検1級や国連英検特A級などの資格は、私も持っているが、
必置資格ではないため、実務上、何の意味もないに等しい。

TOEICで満点を取るよりも
英語の会議などに参加し、

自分の意見を発言 できる方が
ずっと価値がある。


私はこう考える。

常日頃から外国人に接し、一緒に仕事したり、遊んだり、
けんかしたりしないと、身につかないことは非常に多い。

この辺りは、語学力以外に「 異文化理解力 」も問われる。

とにかく英語で、日々揉まれる必要がある。

言語習得の決め手は、持続性。

一度学んだら終わりではなく、使ってなんぼ。

多様性(diversity)に恵まれた職場で、長年働いた経験
をお持ちの方であれば、ご理解いただける話であろう。

   チャンスがあるなら、
ぜひ活かそう


うかうかしていると、あっという間に年老いて、機会を失う

■  英語をどう使って 残りの人生を過ごすか

■  ライフスタイル 」「 人生観 」の考察も大切


英語を使わなくても、普通に生きていける日本
という国で、真摯に英語と付き合うためには、

「 今後の生き方 」に思案を巡らす必要がある。

 

 

【参考】

“conclusive”
https://mickeyweb.info/archives/45701
(決定的な、 最終的な)

 

 

 

 

 

 

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