プロ翻訳者の単語帳

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【転職】英語を使う仕事に変えるべきか

      2024/04/19

・ Estimated Read Time ( 推定読了時間 ): 7 minutes


職業柄、 英語学習者から、 転職のご相談を受けることがある。


英語が大好きで、長年勉強してきた。

でも、今の仕事では英語を使わない。

転職すべきでしょうか。


転職には、 ご本人の 年齢資質・諸条件 が影響する。

ご家族の構成が大事な要素となるのは言うまでもない。

よって、 一様に返答できないし、 正答は人それぞれだろう。

◇  たったひとつ、 私が全員にご紹介する持論がある。


実務で使う英語と学習者向けの英語

には、隔たり があると思います。


◆  ビジネスのような激しく動く実社会で使う英語
と、概して静的な学習に適した英語はやはり異なる。

普段から英語を使っているか否かは、 当人の発する
英語を見聞きすれば、 比較的簡単に判断可能な印象。

すなわち、 4技能 ( 聞く ・ 読む ・ 書く ・ 話す ) のうち、
英語の運用能力は 「 書く 」 と 「 話す 」 に表れやすい。

  •  「 書く 」 と 「 話す 」  →   産出能力  output skills
  •  「 聞く 」 と 「 読む 」  →   受容能力  receptive skills

基礎文法を体得していないと、 外語はまともに書けない。

見る人が見れば、 実力が分かるということ。

  作文・口述抜きで、 こうして評価するのは、 へんちきりん

◆  日本人が書く英語教育系のメルマガを、 私は多数購読している。

取り上げる表現及び説明により、 発信者の英語力は推量可能。

めったに使われない英語表現が、 頻繁に記載されていれば、
ご自身の実生活で、 英語は疎遠であることが明らかになる。

おそらく、 和英辞典などから抜き出したのだろう。

自ら使いこなしてきていないから識別できない。

上っ面をなすったありきたりの解説からも分かる。

失敗に基づく実例や具体的用法は望むべくもない。

いわば コピペ 依存であり、 浅知恵が露見する。

英語ができるふりを装っても、 結局ばれるわけだ。

いつも英語を使っていれば、 こんな見様に行き着かない様態。

真っ当な発信者を探す方が難しい感で、 もう 詐欺師 だらけ。

詐欺師呼ばわりは失敬だが、 見分けのつかない学習者に、
器量不足の者が企画した商材を売りつけるのは許せない。

たとえ見破っても、見抜いたことは、おくびにも出さない。

お見通しでも、 わざわざ口を出すことなく、 黙っている。

けれども、 ご当人に対する心証は、 悪化してしまう。

かくして、 見栄っ張りは信用を損ね、 運を落とす。

残念なことに、 日本は 「 詐欺教材大国 」。

好例は、「 文法不要 」 「 カタカナで学ぶ 」 「 聞き流すだけ 」。

昔から、 出ては消えての繰り返し。

 

◆  以下、 ” hiatus ”  より再掲。


正確な文法解説には、日英の文法に精通する高い学力 を要するため、
ネイティブ音声を吹き込んだ素材を売る方が、 手間いらずなのです。

「 文法不要 」の背景には、 両言語の学識が浅すぎる実情がからむ。

日本語と英語の文法を、 ろくすっぽ知らないために、「 文法不要 」。

( 中略 )

◆  日本語に置き換えて眺めると、 べらぼうに
常識外れで、 噴飯物のおかしさが浮き彫りになる。

「 聞き流すだけで、 日本語ペラペラ 」
「 文法不要で、 日本語マスター 」
「 ○○日間で、 日本語習得 」
「 動画を毎日○分見れば、 日本語堪能 」
「 ○語以内の文を覚えれば、 聞き取れる 」
「 聞くと、 突然日本語が口から飛び出す 」
「 たった○○のみで、 日本語は話せる 」
「 使えば、 ネイティブ発音が身につく 」
「 動画を見るだけで、 日本語脳になれる 」
「 ○○で、 日本語ネイティブになれる 」


こんなこと信じられますか ?
このような教材に投資しますか ?
日本語学習者にお勧めしますか ?

第一、 「 ペラペラ 」 や 「 マスター 」 の水準とは ?

販促のキーワードに起用する際、 用語の定義は不可欠と考える。

「 ネイティブになれる 」 に至っては、 頭がおかしい。

軽々しい戯言に、 だまされる側もどうかしてるわ。

 


あなたも ネイティブになれる

( 2024年3月14日  筆者撮影 )


「 英語は簡単 」 などと、 気安くほざく人間 ( 国籍不問 ) は、

日本語と英語の 「 全体像 」 をまるで理解していない勉強不足の不届き者、

または、 飛び抜けて俊逸な才覚の持ち主のいずれか。

日英の 「 4技能 」 を  厳密に試験 すれば判明する。

日本語と英語、 両方の 「 4技能 」 すべてが大事。

殊に、 産能力 ( 書く・話す ) をしっかり検査。

言語の真の運用能力は、 「 書く 」 に表れやすい。

その場  課題を出し、 実力を確認するとよい。

 

詐欺師かどうか、 すぐ分かる。

残念ながら、 詐欺師だらけ

 

外語の場合、  基礎文法を知らないと、 まともに書けない。

「 4技能 」 のうち、 「 書く力 」 はごまかしにくい。

したがって、 日頃の学習量と取り組み姿勢を反映する。

今は機械翻訳 ( AI ) が身近にあり、 見抜きづらい。

 

日本語ペラペラの 英語教育系 YouTubers の一部に、 要注意。

参考にはなるものの、 学術的な裏付けに欠けた感覚的理解

に基づく生半可な知識をまき散らしている諸賢がのさばる。


ペラペラでも、 両言語をその場で書かせれば、 正体はバレる。

地味で地道な長期的研鑽を要するのが、 「 書く力 」。


日本語と英語の違い  より


さらなる裏話は、 ” conclusive ”  に記した ( 地図入り )。

 

◆  以下、 ” conclusive ”  より再掲。

社外はもちろん、 社内会議でも録音禁止の状況は珍しくない。

私の現職でも、 秘密録音を禁ずる旨が明文化されている。

( 中略 )

そこで、 耳で聞き取り、 書き取る ( dictation ) 形式で記録する。

使用言語で筆記しないと、 ここ一番の時に引用 ( quote ) できず、
「 言った言わない 」 ( a he-said she-said situation ) を招く。

そのため、 その時の使用言語で書き留める能力がビジネスでは入用。

しかしながら、 和文の議事録 ( meeting minutes ) の作成業務は、
日本語 「 ペラペラ 」 な英語母語話者には依頼しかねるのが常例。

日本語を書く能力が足りないから。

「 ビジネス英語 」 に相応する、 ご本人の 「 ビジネス日本語
の運用能力を問われれば、 日本語母語話者としては即答に窮する。

既出の言葉を流用してみると、 「 まあまあ微妙 」。

私の率直な回答は、 「 聞く・話すの特化型、 だと思います 」。

事務系業務は根強い文書主義 ( 電子文書 含む ) であり、
読み書き能力なしで 「 堪能 」 とは評価できないと考える。

「 ビジネス日本語ができる 」 水準に達していないことは、 うちら
求められる 「 ビジネス英語 」 の目安に突き合わせて推論できる。

読み書きできず 「 ビジネス英語ができる 」 では一笑される日本人。

こうした 「 ペラペラ 」 が非常に多い   実情を意識しておきたい。

そうすれば、 不勉強な 「 ペラペラ 」 には惑わされにくくなる。

音が極端に少ない日本語の 「 聞く 」 「 話す 」 の難易度は
そう高くない一方、 「 書く 」 「 読む 」  がとても難しい。

日本語の特徴 ( 初級・中級 ) である。

日本人の皆様、 「 ペラペラ 」 にだまされることなかれ。

がらんどうな 「 ペラペラ 」 を見破れず、 憧れる人が多すぎ。

▲▲  再掲終わり  ▲▲

◆  日本語があまり読めないということは、

日本の英語学習者向けに書かれた日本語の参考書を、
どれも精読できていないと推断できる。

日本人が取り組む教材を、 よく知らないということ。

英語を教わる側であるなら、 もしやと不安になる。

そういう 日本語ペラペラYouTubers の背後には、
日本語の有名参考書が、 これ見よがしに飾ってあったりする。

「 ご自分でお読みになりましたか

それとなく尋ねてみたくなる。

もし読んでないなら、 画面に映さない方がよい気がする。

教える側として、 いくらなんでも恥ずかしい。

integrity  の弱みをさらけ出す。

本格的な語学訓練においては、 華やかな局面はごく一部。

慎ましくしたたかな根気で、 へこたれずに粘り抜く営為。

文法を含む言語理論を修得するには、
文献を渉猟し、 閲読する必要がある。

その道のプロなら、 言うに及ばない習わし。

当人の日本語の読み書きについて意地汚く指摘したいのではない。

そうではなく、 外語習得の真の難しさを知るに至るほどの鋭意で
努力してこなかったことと、 その自覚が足りないことを述べたい。

日本語ペラペラと言っても、 満足に読み書きできないのであれば、
先述の日本語の難しさに、 真っ向から挑んでこなかったのだろう。

外語習得の困難を知覚する語学力に未達なのではと疑いたくなる。

隘路に迷い込み、 出口が見えず絶叫して悔しがる絶望をご存じか。

英語の4技能を希求する私たちの、 あの血眼の奮励を思い起こせ。

毎晩の自習、 定期試験・受験・資格の対策、どれほど勉強したか。

地道な努力を積み上げて習熟した人は、 たやすく報われない骨身を

削る難路を這いつくばってきたから、 気安く 「 簡単 」 と言わない。

 

◆  絵日記ほどの日本語すら書けない日本語ペラペラの人は、 全国に遍在する。

小学校低学年レべルの文章力のない外国人たちが、 日本語を知り抜いたつもり

で粋がり、 日本人学習者にいきっているのが日本の英語業界の隠された秘密。


業務上の文面やり取りは、 英語または機械翻訳 ( DeepL など ) 頼み。

よっぽどのことがない限り、 困らないし、 バレないのだろう。

日本語の著作物は名義貸しで、 ゴーストライターに書かせる慣習が常態化。

または母語で仕上げ、 翻訳者が和訳するのだが、 和訳者の名は出てこない。

語学を教える立場であれば、 顔から火が出る知的怠慢だと私は感じるが、

彼らの衷心は、 外語にさしたる思い入れを持っていないのかもしれない。


私は 「 Foreign Language Review Services Department 」
( 多言語証拠解析部 ) の部長職なので、 部の雇用には当然
深く関わっています。

日本語関連の仕事に関して私は何百と言う面接を行ってきましたが、
人を落とす最も多い理由は 「 日本語能力不足 」 にあります。
と言うか、98%以上 それです。

「 中学 ~ 高校を通して日本語を選択し、大学4年間日本語を専攻し、
日本で外資系で3-4年仕事経験あり 」 等の履歴書を持ち、
日本語で面接してみると日本語がぐちゃぐちゃ、
日経新聞等の記事を音読させてみようとすると、
全然読めない、 意味も分からない等と言う人も全然珍しくもありません。

そういう履歴書を持って、 日本人とも結婚していると言っている方で
全然ダメだった面接もありました。

そういう人は私の部署では雇えませんが、
結構競合では雇ってもらったりしているのを見るのは驚きます (^_^;)

別にそれらの人は履歴書を偽証しているとか、さぼって来ていたとか
言う問題では無く、それぐらいに努力しても 「 ビジネスレベル 」
の日本語を身に着けるのは
難しい  のだと思っています。


https://jp.quora.com/gaikoku-nin-kara-shitara-nihongo-ha-muzukashii-gengo-nanode-suka-muzukashii-to-kanji-ru-tokoro-ha-nande-suka/answers/1477743736859710

※  2024年3月22日 アクセス

※  改行・色・太字は引用者

 

◆  実務では、英語はあくまで、 コミュニケーション手段

文法や丁寧さは二の次で、 スピードが求められる。

職場は学校ではない。

「 労働の対価 」 として、 お金をいただいているのだ。

社会人として、 コストと利害関係の分別は欠かせない。

◆  転職を重ねた結果、 私は正規社員 ( 正規職員 ) として、
「 産学官軍 」 に従事した。

  •  「 産 」 + 「 学 」 =  10年以上
  •  「 官 」 + 「 軍 」 =  15年以上

計画したのではなく、 図らずも雑多なキャリアが仕上がった。

使う英語は様々であったが、 日本の一般学習者
が接するであろう英語とは、 程遠かった気がする。

◆  生意気にも、 率直な感想を申し上げると、 こんな具合。

大勢が損得ずくで活発に活動する現場の英語と、 授業料で運営
され、 高い素養を積んだ先生方が手取り足取り教えてくれる、
学校の英語が同じわけない。

すごい剣幕で主張が飛び出し、 感情丸出しで議論が高潮する、
荒れ模様の会合に臨んでいる際、 ふと思う。

「  常々英語を使っていない限り、 こりゃ聞き取れないわ …  」

◆  端的に言うと、「 プロとアマは違う

文法にやや難があっても、 相手に通じればまずOK。

些細な文法ミスを、 わざわざ指導する人は想定しにくい。

直属上司さえ、 注意を与えず、 スルー するのが一般的。

先生ではないのだから、 当たり前。

「 他人の弱点にかまう暇なんかない 」 という雰囲気。

本心はともかく、 いちいち気に留めないのが、 仕事のできる人。

仕事のできる人は、 余計な仕事を増やさない。

外資系の場合、 自分の仕事をさっさと終えて、 定時に
上がるのが常だったりするから、 当然かもしれない。

日常業務では、完璧な文法過剰な礼儀 は、
さほど期待されない。

そんなことより、スピード優先。
それが実務であり、プロの世界。


特殊分野を除けば、どこも似たり寄ったりだろう。


英検1級 や 国連英検特A級 などの資格は、私も持っているが、
必置資格ではないため、 実務上、 なんの意味もないに等しい。

TOEICで満点を取るよりも
英語の会議に参加し、

自分の意見を発言 できる方が
ずっと価値がある。


私はこう考える。


使える英語を本気で身につけたければ、

英語を年中使う職場に移る方がよい
かもしれません。


◆  以下、 ” no need ”  より再掲。


英語を盛んに使って仕事する実務家は、 TOEIC に構わない方が大半。

天下に威勢を示す TOEIC の弊害を、 苦々しく受け止める人も目立つ。

高得点なのに即戦力から程遠い、 多数の社会人にお会いするとこうなる。

洋画どころか、 定例会議で聞き取れないのだから、 発言には至らない。

まるで冗談だが、 よくある実話。

ナレーターやキャスターら、 プロのしゃべりに慣れてはまる、落とし穴。

プロ音声と違い、 速度も口調も間合いも容赦のないのが、リアルな社会。

もごもごしてる間に、びゅんびゅん意見が飛び交い、スルーされてお終い。

敢えないものである。

一体、なにを試験してるのか、 との疑念と警戒心が沸き起こってくる。

「 TOEIC満点 」 と自惚れを口走れば、 笑い者にならぬとも限らない。

話題の糸口になりえないくらい、 皆一様に歯牙にも掛けない印象。

「 すごいけど、 よくそんなヒマあるな … 」  本音はこんな感じか。

「 録音相手に、 なにやってんのやら … 」  空しくならないのかねぇ。

生身の人間相手に勤しんでくれば、 人為的な匂いを敏感に嗅ぎ取る。

「 ごっこ遊び 」。

人間相手に英語を使う機会が増えてくると、 こう感じるようになる。

録音音声は模造品にすぎないと、 まざまざと実感できるようになる。

実際にやり取りして得る体験は、 試験とは別物であることが分かる。

容易に感づく。

試験と違い、 理解できなければ、 確認させていただくこともできる。

双方向のコミュニケーションが生じる瞬間であり、 生の英語の出番。

羨望の的となる 「 TOEIC満点 」 を誇負する振る舞いが、 大概の
実務家の目にどのように映っているか、 ご想像いただければと思う。

【参考】    ※  外部サイト

  •  「 TOEIC は実にくだらないですね
    国立大の  “ ギャル准教授 ”  が日本の受験制度を破壊したい理由
    天文物理学者 BossB 氏 インタビュー #2
    https://bunshun.jp/articles/-/68931
    2024年2月24日付


◆  常日頃から外国人に接し、 一緒に仕事したり、 遊んだり、
けんかしたりしないと、 身につかないことはかなり多い。

この辺りは、 語学力以外に 「 異文化理解力 」 も問われる。

とにかく英語で、 日々揉まれる必要がある。


言語習得の決め手は、持続性。


一度学んだら終わりではなく、使ってなんぼ。

日常における使用がすべて。

Think globally,  act locally ”  などと世に喧伝されるが、
高度な語学に関しては、 そうは問屋が卸さないと感じる。

多様性( diversities )に恵まれた、 ダイバーシティ環境の
職場で、 長年働いた経験をお持ちの方であれば、 以上の話
はご理解いただけるであろう。

前出の4技能を万遍なく、 一定水準以上まで会得するには、
それに似つかわしい環境を、どうにか整える覚悟を要する。


例えば、 年収が下がっても、 英語を使う職に変えられるか

  日本の公務員を退職する際の私が、 こういう状況だった。

  •  当時の自分としては、 並々ならぬ勇気を奮い立たせたものだ
  • 「 絶対に後悔したくない ! 」 と奮起し、安定した職を捨てた
  •  案の定、 失った身代・逃した好機・切ない苦痛 は数多生じた
  •  何十年も経た現在は、 それでも正しい決断だったと結論する
  •  上長の命に従う公僕では、 早晩必ず行き詰まる気質ゆえに、
    公務員を続けていたら、 メンタルやられて、 今頃死んでいた
    →  ” toxic relationship ”  参照 


この点の心構えは、 初学者・初級者レベルと大きく異なる。

繰り返すと、 ご家族を含む諸々に影響が及ぶため、 動かない方が
都合がよく、 望ましい方々もきっとおられるはず。

幸せの形は各人各様であり、 総合的なバランスが重要と考える。

中級までの英語力で納得できれば、 さして痛みは伴わない。

そもそも、 高レベルの外語が、 我が人生に本当に必要なのか


高みを目指せば、 相応のリスクと犠牲を伴うのが、 この世の理。

生半な努力では、 中途半端な立場に自身を追いやることになる。

上に行けば行くほど、 競争は激しく、 持って生まれた素質も問われる。

全身全霊の努力にもかかわらず、 思い通りに進まない残酷もありうる。

なまじっかな才能は取り扱いに注意、 かえって破滅を招く危険がある。

そこそこ有能だと、 人並み以上の実績を残しており、 プライドも高め。

安定第一で進められる一般的な人とは違い、 迷いに心を乱されやすい。

いろいろ優れているばかりに、 志が旺盛で、 人生がしんどくなりがち。

◆  不首尾に終わっても、 耐えられますか。

いざという時、  思い切って、 方向転換できますか。

気持ちを切り替える勇気と決断力と実行力があれば、 まずは大丈夫。

たとえ、 うまくいかなくても、 本物の努力は糧になると私は信じる。

真剣な努力が実らないのはつらく、 悔しく、 情けなく、 自己嫌悪と
屈辱感に苦しむが、 より自分にふさわしい道が開けることも多々ある。

そもそも、 「 未来は誰にも分からない 」 ですから。

けれども、 まぎれもない現実の話、 いつまでも挫折感・敗北感・
後悔など、 否定感情にとらわれて、 おかしくなる人が多すぎる。

何人も身近に見てきました。

絶望に押しつぶされたのか。

挑戦しなければ、 もっと幸せに生きられたかもしれない人たち …

胸が痛む。

よく考えてみたい。

 

Perhaps people who are vulnerable and susceptible should avoid excessive challenges.
( 傷つきやすく感受性が強い人は、 過度なチャレンジを避けるべきかもしれない。)


目標が違うプロ・セミプロの基準は別で、 軌を一にするはずないのが常識。

同じ野球でも、 「 プロ野球 」 と 「 高校野球 」 を同水準で論じない。

どちらも食うか食われるかの真剣勝負だが、 同じ土俵で向かい合わない。

あるいは、 草野球を楽しむアマチュア選手にプロ野球の厳しさは不相応。

並々ならぬ犠牲を伴うのがプロの道、 無報酬で立ち入るべき世界でない。

こと英語教育に限っては、 久しく混こぜにしてきた異常さに気づくべし。

conclusive  より

◆  私個人の基本方針は、


チャンスがあるなら

ぜひ活かそう


うかうかしていると、 あっという間に年老いて、 機会を 失う

時は得難くして失い易し

 

被扶養者なしの健康な若者であれば、 トライしたらよいと思う。

長い目で見れば、 失態を含む実体験の一切合切が肥やしとなる。

被扶養者ありなら、 全体的にバランスよく折り合いをつけたい。

■  英語をどう使って 残りの人生を過ごすか

■  ライフスタイル 」「 人生観 」 の考察も大切


英語を使わなくても、 普通に生きていける日本
という国で、 真摯に英語と付き合う  ためには

「 今後の生き方 」 に思案を巡らす必要がある。

英語でなにをしたいのか。

どんな未来にしたいのか。

ご自分の切実な 「 内なる声 」 に向き合おう。

You need an inner will and determination to change your life.

【参照】  ” conclusive


転職を重ね、 適性に合う職業を探し当て、 生計を営めている。

自分に適した仕事に多年従事できて感謝、 幸運を噛み締める。

朝起きたらやりたいことが待っているという望みが実現した。

無論、 経済力は肝心だが、 選択の決定打にしてこなかった。

もしも、 稼ぎ高が人生の最優先であれば、 別の職に就いた。


 単語の覚え方   より

 

 

 

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