Double-check
2025/11/27
再確認する
公私不問で「 再確認 」と言いたい時、 便利な自他動詞。
- Would you double-check it ?
( もう一度、ご確認いただけますか。)
–- I double-checked it.
( 私は再確認しました。)
–
「 ダボーチェッ 」などと聞こえる。
【発音】 dʌb.əlˈtʃek
形容詞 ” double ” と 動詞 ” check ” が結合した
「 複合動詞 」 ( compound verb )。
–
ハイフンなしの2語 ” double check ” と表記
することもある。
私たちは英語学習者であるから、 ハイフンの基礎知識 は
押さえておきたい。
【発音】 háifn
【音節】 hy-phen (2音節)
副詞として使う場合は、ハイフンなしが多い。
「 和製英語 」 と考えている日本人が少なくない
と最近知ったため、 本稿で取り上げてみたい。
–
◆ 「 ダブルチェック 」は、 オフィスなどで定着している。
–
ダブルチェック【double check】一度点検したことを、もう一度またはもう一人
が確かめること。 再確認。( 広辞苑 第七版 )
※ 下線は引用者
–
下線のように、主体の自他は問わない。
–
LDOCE( ロングマン現代英英辞典 ) の語釈はこうだ。
–
–
double-check[I, T]
to check something again so that you are
completely sure it is correct , safe etc.( ロングマン、 LDOCE6 )
【発音】 dʌb.əlˈtʃek
※ [I, T] = 自動詞( intransitive )、 他動詞( transitive )–
【参考】 ※ 外部サイト
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◆ 「 ダブルチェック 」 と同じ意味。
–
日本語の 「 再確認する 」 と重なる場面であらかた使える。
再度確認することを広範に表す。 主体不問。
事務方の業務に限らず、戸締りなどの「再確認」にも使える。
自動詞・他動詞・可算名詞がある。
意味は上記の通りで、シンプルこの上ない。
–
◆ 例外は、チェスの用途。
チェスの ” double check ” は、「 両王手 」を指す。
”Check ! “ は 「 王手! 」 で、間投詞。
◇ ” check” の語源 → アラビア語 「 王手 = shāh 」 ※ 後述
「 間投詞 」 ( interjection ) とは、感動や応答を表す語で、
単独で文となりうる呼掛け言葉。
「 感嘆詞 」 ( exclamation ) とも言う。
「 ! ( 感嘆符 )」 は、 ” an exclamation mark ” または
” an exclamation point “。
【例】
Oh ! 、 Oops ! 、 Alas ! 、 Snap !、
Whoa ! 、 Gross ! 、 Welcome back ! 、
Check ! 、 Well done ! 、 Barf !
–
チェスはさておき、上記の説明から ” double-check ”
の使い勝手のよさは感じ取れるだろう。
すなわち、 単純な意味合いと広範な用途。
–
◆ 次いで、成り立ちを述べる。
” double-check ” の初出は、1958年。
アメリカ英語として誕生した。
現在は、英語圏全般で活用されている。
” double ” には、 形容詞・副詞・名詞・他動詞・自動詞がある。
【発音】 dʌ́bl
【音節】 dou-ble (2音節)
語源は、 ラテン語 「 重ねる 」( duplus )。
” double-check ” では、 最も代表的な意味の 形容詞「二重の」。
カタカナ 「 ダブル 」 そのもの。
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–
ダブる( ダブルを動詞化した語 )
1. 二重になる。重複する。
2. 落第する。
3. ダブルプレーをする。
4. ダブルフォールトする。( 広辞苑 第七版 )
※ ハイライトは引用者
◆ “ check ” には、 他動詞・自動詞・名詞・間投詞がある。
【発音】 tʃék (1音節)
全品詞とも多義である。
先述の通り、 アラビア語 「 王手 」( shāh )が語源。
” double-check ” の ” check ” は、自動詞と他動詞の
どちらでも使え、 意味は 「 確認する 」。
よって、 ” double-check ” も自他動詞で使える。
自他動詞 ” double-click ” ( ダブルクリックする )
と共通する構造である。
【 活用形 】
double-checks、 double-checking、 double-checked
ハイフンがなくても、同様。
double checks、 double checking、 double checked
–
【参考】 ” check ” の語釈 は、 英和辞典の欠点例
日常使用の ” check ” で頻出なのは、
自他動詞の 「 調査する」 または 「 確認する 」。
ところが、 主要な英和辞典は「止める」を最初に置く。
–
【例】
・『 ジーニアス英和大辞典 』
・『 リーダーズ英和辞典 第3版 』
・『 ランダムハウス英和大辞典 第2版 』
これはよくない。
この用法は、普段出てこないのである。
カタカナでも定着した 「 調査する 」「 確認する 」
の意味の方が、 英語でも顕著。
◇ これぞ、 典型的な < 英和辞典の難点 > (※) である。
優先順位 が不適切。
頻度順 ではなく、 発生順 に語義を並べるとこうなる。
※ 「 難点 」の例は、下記参照
lambaste、 impressive、 deprivation、
clarify、 reunite、 wacky / wacko
語義の配列は、 各辞書の編集方針に従う。
–
発生順は 「歴史主義」 と言われ、 語義を系統的にたどるには最適。
しかし、 一般的な英語学習者には、 頻度順の方が実用的と考える。
–
この点、 学習英英辞典 が役立つ。
3大学習英英辞典 ( EFL辞典 = LDOCE6 / OALD9 / CALD4 )
のすべてが、 以下のいずれかを第1、 第2に置く。
- find out
- ask somebody
- examine
- make sure
いずれもカタカナ「 チェック 」 と重なる意味である。
–
以下、 ” initial ” から再掲。
–
手元の 著名英和を調べると、概ね以下の模様。
- 『 リーダーズ英和辞典 第3版 』 → 発生順
- 『 ランダムハウス英和大辞典 第2版 』 → 発生順
- 『 ジーニアス英和大辞典 』 → 発生順
- 『 研究社 新英和大辞典 第6版 』 → 頻度順
学習者対象の 学習英英辞典( EFL辞典 )は、 大方「 頻度順 」。
英語ネイティブ向けの英英辞典は 「 発生順 」 が目立つ印象。
–
弊サイトが日本人にお勧めするネイティブ用辞書は、
- “ Webster’s New World College Dictionary ” → 発生順
※ 辞書のご案内 ( 写真入り ): ” tapped out “
世界最大の英語辞典の ” OED ” = 『 オックスフォード英語辞典 』
も、 発生順( 歴史主義 )。
成り立ち重視の表れである。
【公式サイト】 http://www.oed.com/
国語辞典では、『 広辞苑 』は 発生順、『 大辞林 』は 頻度順。
【参照】
■ 英語辞書は「 紙 」か「 電子版 」か
■ 「 自炊本 」「 紙 」の辞書を含む 使用辞書一覧
—-→ 世界最大 “ OED ” と 日本最大『 日国 』入手済み
( 写真入り )
以上、 ” Just checking in “ より再掲。

再確認
- ” Make sure to double-check the total cost.”
( 総費用を必ず再確認してください。)
– - ” Please double-check your password.”
( パスワードを再確認してください。)
– - ” Double-check the lock when leaving the house.”
( 家を出る時、錠を再確認すること。)
– - ” I did a quick double-check of the document.”
( 文書をさっと見直した。) ※ 可算名詞
– - ” Be sure to double-check your address.”
( ご住所を再確認するようにしてください。)
–
- ” Did you do a double-check of the test ? ”
( テストの見直しはやりましたか?) ※ 可算名詞
–
- ” I double-checked my answers before
turning in my test.”
( テストを提出する前に、自分の答えを見直した。)
– - ” Let me double-check my answers.”
( もう一度、答えを確認させて。)