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Test of time

      2021/09/20

時の試練

時間の流れに耐えた実力者を表す際に用いる。

時間の試験 」が直訳。

転じて、「 時の試練 」。

こちらの方が、定訳に近い。

冠詞は ” the ” が通例で、”the test of time” がワンセット。

つまり、

■  the test of time  =  時の試練

文中の基本表現は、他動詞の ” stand ” または ” withstand ” を伴う。

【発音】  stǽnd  (1音節)

【発音】  wiðstǽnd
【音節】  with-stand  (2音節)

ここでは同義で、両方とも、
他動詞 「 耐える 」「 持ちこたえる 」。

過去形・過去分詞形は、それぞれ  ” stood ” と  ” withstood “。

” stand the test of time “

to continue to work well over
a long period of time.

Cambridge Dictionary of American Idioms

※  現在では、米語を超えて幅広く使われている

  • “Her books have stood the test of time.”
    (彼女の著書は時代を超えて愛されてきた。)
  • “My parents’ marriage has stood the test of time.”
    (私の両親の結婚生活は長続きしている。)
  • “Most music cannot withstand the test of time.”
    (ほとんどの楽曲は忘れ去られてしまう。)


◆  形容詞用法は、” time-tested
(複合形容詞、compound adjective)。

ハイフンを入れない用法もある。

  • “She is a time–tested player.”
    (彼女は実績のある選手です。)
  • “He is my time-tested best friend.”
    (彼は長年の親友です。)
  “Time Tested U.S. Marines”  
時の試練 に耐えた米海兵隊 )


誇り高き少数精鋭の米海兵隊( 1798年~ )
1950年代 の 募兵ポスター


◆  “time” には、名詞・形容詞・他動詞・自動詞がある。

【発音】   taɪm  (1音節)

語源は、古英語「時」「時間」(tīma)。

圧倒的に使われるのは名詞。

不可算と可算を兼ねる。

基本的知識は、以下の通り。

◇  「時」は、個数として数えられないので、
基本は無冠詞の不可算名詞

この場合でも、< この時間・あの時間 >など
「区別」する場合は、可算名詞。

一方、何時何分、何月何日など「 出来事 」の時間
を示す場合は、可算名詞が原則。

次の差異が分かるだろうか。

  • Do you have time ?
    ( 今、時間ある? )

  • Do you have the time ?
    ( 今、何時? )


名詞 “ time ” については、どの辞書を調べても、
不可算が優先されている。

よって「 名詞 ” time ” の本は、不可算 」と覚えてよい。

ここでも 不可算名詞。

 

◆  “ test ” も “ time ” も、「1音節( one syllable )」の単語。

「音節」( syllable、シラブル )とは、発音の最小単位。

1音節は、腹の底から ゲロする 迫力で、一息に発声する。

一方、日本語の場合、原則として「 仮名一字が1音節 」。

平板で、均一なリズムが、日本語の持ち味 」である。

したがって、

■  test  / tɛst / 1音節

【日】  3音節 「 – ト 
【英】  1音節

 テ

■  time  / taɪm / 1音節

【日】  3音節 「  – イ – ム 
【英】  1音節

 タイ


→  音節の差異が顕著な日英比較は、” integrity ” 参照



◆  「 時の力 」は圧倒的。

万物抗いがたく、往々にして残酷。

しかし、真の実力を自ずと明らかにしてくれる。

強者が「 時の試練 」を耐え抜くとは限らないが、
長年持続したものには相応の実力が具わっている。

変化の猛烈な現代では、油断すると取り残される。
第一線にいるビジネスパーソンは、日々実感しているはず。

一方、10年単位の 長期的視点では、
かなりの事象において、帳尻が合っている と私は感じる。

若い時分には分からなかったが、今、冷徹に
周囲を観察すると、基本的に納得できる状態
にそれぞれ収まっている気がする。

旧友を見渡しても、各自の 資質に見合った分野
頑張ってきた人には、男女ともに、幸せそうな人が目立つ。

皆、長い年月を経て熟成された雰囲気をたたえ、
いい顔している。

◇  持って生まれた素質  を大切に育み、
「 時間の力 」を味方につけて努力を重ねれば、
充実した人生に恵まれやすい模様


the test of time ” にも耐えうる実力を身につける
ためには、次の3要素が合致することが肝要と私は考える。

1)  自分の適性 ・ 資質 ・ 好み
2)  時流
3)  正しい努力( 方向・方法 )


◆  時の流れは不可逆的で、苛酷。

それでも、心構え次第で、ある程度はコントロール可能。

発酵して滋味を増すか、それとも腐敗してしまうか。

時宜を逃し、チャンスをふいにする 人は大勢いる。

むしろ、大多数かもしれない。

中年期を迎えると、体験的に理解できる話だろう。

Don’t  miss out  on opportunities.

好機逸すべからず。

若い時期は、あっという間に過ぎ去っていく。

これ、本当。

Time works wonder.

時のもたらす奇跡 )
( 時がすべてを癒す )
( 時間がすべてを解決する )
( 時間が薬 )

時は偉大なり

< 時の力 >

【参照】

・  comfortable in one’s own skin
・  just a phase
・  toxic relationship
・  estranged

 

 

【関連表現】

  • time-honored
    (由緒ある)

 

 

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