プロ翻訳者の単語帳

Professional Interpreter / Translator at Government Agency

英語辞書は「紙」か「電子版」か

      2026/09/28

・ Estimated Read Time ( 推定読了時間 ): 17 minutes

本稿は必要以上に長くなっているので、
結論から述べてみる。
–

【 結論 】

1.  初学者は 紙中心 がよい。
2.  学習レベル不問で、併用がベスト。
3. 
電子版 は持ち運びが楽で、気楽に確認できるのが利点。

–
■ 
初学者
:  紙は必須。
紙中心がよい。 できれば、電子版も併用。–

※  日本の一般的な小学生・中学生・高校生はこの範疇

■  中級者:紙と電子版のいずれか使いやすい方。
併用がベスト。–

■  上級者:英語のプロでない限り、 電子版のみでよい。
紙も併用するとベスト。
–

<  弊サイト内の定義  >    ※  私的な解釈

紙 :
机上版、 普通版、 豪華版など装丁不問で、
テキスト本文が 紙上に印字 されている辞書。
このサイトでは 「 書籍版 」 の表現も用いる。

電子版 :
本文が紙上になく、 電子的な辞書。
電子辞書に加え、 CD、 DVD、 アプリを用いて
電子画面・デジタル画面 で見る形態も含む。
–
アマゾン 「 キンドル 」 などの電子書籍・電子本も含む。

自炊本 :
市販の紙の本を、 スキャンして電子化 ( 主にPDF )
したもの。
自ら紙の本をスキャンする行為を 「 自炊 」 という。
–
弊サイトでは、 自炊したものに加え、
専門業者に  外注してスキャンしたもの  も含む。
–

【 電子版のリスク、 自炊本の強み 】

—■  蔵書の「自炊」記録(5)
—■  蔵書の「自炊」記録(8)

–
◆  2015年12月に、 私は 「 自炊 」 を開始した。

11年目の2026年9月現在、 仕上がったスキャン本は、 約 3,720冊。

2020年12月までの5年余りは、 毎月50冊から60冊をスキャンした。

2021年1月からは、 毎月10冊から20冊ずつにペースを落とした。

「 自炊 」 とはいえ、 今や全工程を大手専門業者2社に任せきりだ。

「 一般書 」 及び 「 辞書・専門書 」 と分別し、 依頼先を分ける。

現在も、 毎月10~20冊 を外注スキャンしている。

月例行事として、 今後も引き続き推し進めていく。
–

< 蔵書の「 自炊 」 記録 > 連載一覧

–
–

◆  語学学習に電子辞書が珍しくなくなってきたのは、
2000年代に入ってから。

その10年前から私は使っていた。

すなわち、 1990年代前半。

当時の電子辞書には、 ガンガン使える実用本位の
ものはほとんど存在せず、 今から考えるとおもちゃ
のような作り。

1990年代前半までの電子辞書は未成熟であり、
「 電子ブックプレーヤー 」 の方が使いやすかった。

8インチCDを挿入して使う、 SONY「 DATA Discman 」
が主力製品。

「 電子ブック版 」と名打った 『 広辞苑 』( 岩波書店 )、
『 新英和・和英中辞典 』( 研究社 )、
『 現代用語の基礎知識 』( 自由国民社 )は、
書籍版とほぼ同額かそれ以上。

外国製の電子ブック版 とも互換性があった。–

https://www.d-assist.com/eblist/eb_kaigai.html

プレーヤー本体の価格は、 58,000円。
–

–
↑  『 書斎の本 』( 自炊本 )裏表紙の広告
ビジネス・アスキームック ( 1990年刊 )
https://amzn.to/2tSryfN

‐
「 人間の頭ならこぼれますよ 」

このキャッチコピーが、 1990年当時の技術レベルを示す。
–

「 現代人が知りたい情報を、ボタンを押せば
たちまち答えてくれる
」

今なら 笑える 宣伝文句。–

あの頃は感涙ものの有用性。

インターネットの 先駆者 の役目を果たしたのは確実である。

この シリーズ 3台に、 よくまあ投資したわ。

スマホ・タブレット全盛の2026年、 ため息 がこぼれる。

「 人間の頭なら爆発しますよ 」 の当世か。

 

◆  生まれて初めて納得できた電子辞書は、
セイコーインスツル株式会社( SII )の 「 TR-9500 」。

時は、 1997年。
–

–
↑  『 野口悠紀雄の「超」知的生活法 』( 自炊本 )
アスキー( 1997年刊 ) を見て買った
https://amzn.to/2KASnvY

–
当時の社名は 「 セイコー電子工業株式会社 」。

1997年に 「 セイコーインスツルメンツ株式会社 」、
2004年に 「 セイコーインスツル株式会社 」 に商号変更。

起動の速さ、 無造作に置ける頑丈な筐体と見た目。

使い勝手は、 あたかもプロ仕様の電卓。

実際に早打ちが可能で、 電卓と遜色ない使い心地であった。

165 × 120 × 28mm とサイズの大きい一枚板。

キータッチの素晴らしさは、 この頃から当時の競合
( カシオとシャープ ) を大きく引き離していた。

即座に気に入り、 最終的に3台購入した。

価格は 43,500円。

『 英和中辞典 』『 和英中辞典 』( ともに研究社 )、
『 広辞苑 』、『 ロジェ II シソーラス( 類語辞典 ) 』
が収録されていた。

あれから28年以上経過した2026年の今、
この価格帯の辞書を3台も購入した自分に驚く。

電卓並みにビシバシ打てる快感に 夢中になり、
職場 と自宅に常備しておきたかったのだ。

残りの1台は故障時のスペア。

当時は日本の公務員だった。
–
業務上は英語と無縁の行政マンだが、『 広辞苑 』 は重宝した。

電卓と横並びで役所の机に常置していたが、 外観が似ているため、
悪目立ちすることなく助かった。

 

◆  2015年3月末、 SII は電子辞書ビジネスから撤退した。
–

–
「 電子辞書ビジネスからの撤退について 」
–
–
https://www.sii.co.jp/jp/news/2014/10/07/11409/    ※ リンク切れ

セイコーインスツル株式会社( SII )

2014年10月発表

–
1979年に日本初の電子辞書 「 IQ-3000 」( 下記写真 )を発売した
シャープ(※)に続き、 ソニー( 2006年撤退 )、 SIIまで撤退。
–
※  シャープは、 一般向けの 「 Brainシリーズ 」 を販売中
–
1979年は、 日本語ワープロが発売された年でもある。
( 東芝 JW-10、 630万円、 重量200kg超 )
–

–

【出典】  https://www.asahi.com/articles/photo/AS20160726004227.html( リンク切れ )

–
▼  実物
––

電子辞書の国内市場は、 2000年代に急成長を迎え、

2007年をピークに、 以後10年も経ずして半減。

前出のSIIの撤退宣言( 2014年 )の予想通り、現状は、
–

–
市場の成熟に伴い、 電子辞書市場が縮小して
いることや、
スマートフォン、 タブレットなど
スマートデバイスの普及
により、 電子辞書の
需要の伸びが期待できない
–
–
https://www.sii.co.jp/jp/news/2014/10/07/11409/    ※ リンク切れ

セイコーインスツル株式会社( SII )

2014年10月発表

–
◆  「 英語強化仕様 」 の電子辞書市場は、 2026年現在、
業界最大手の カシオ計算機 が独走している(※)。

※  けれども、 新規開発中止 ( 2025年発表 ) に追い込まれた。
撤退はしないが、 需要に合わせて既存製品を生産・販売する方針。
–

一介のユーザーとして、 SII辞書の全期間を見届ける機会に恵まれた。

  •  1987年以来、導入期を経て、1990年代から成長期と成熟期
  •  21世紀に入り、ほどなく最盛期に到達
  •  2010年代は、一転して衰退期
  •  2015年の終焉

概ね 「 製品ライフサイクル( product life cycle )」 に沿う感。

主観を交えて、 ざっくりまとめると、 SII 製電子辞書 の興隆と衰微は、

  •  導入期  introduction ( 1987~1990年代前半 )
  •  成長期  growth ( 1990年代後半 )
  •  成熟期  maturity ( 2000~2010年頃 )
  •  衰退期  decline ( 2010~2015年 )

とっかえひっかえ品を変え、 20年以上に渡り、
SII 辞書の追っかけをしてきた果て。

パソコンにUSB接続して一括検索ができる「 pasorama( パソラマ )」
を発売した2009年頃から、 雲行きが怪しいと感じていた。

連携先の仕様変更 ( OSなど ) により、 使えなくなる可能性が高まる。

安定供給や事業継続の観点から、 プロの道具としては懸念材料となる。

「 まずい方向では …  これではカシオに負けるぞ。」

案の定、 右肩下がりの印象だった。

時代の流れといえばそれまで。

なんとも言えない寂しさが残る。

今ではカシオの 電子辞書 ( 新規開発中止 したのは前掲の通り )
にもお世話になっているが、 SII は手放せない。

2022年10月、 修理・部品販売を含むアフターサービスが
完全終了したためか、 中古相場も一律下落してしまった SII。

2025年、 あれほど隆盛を極めた巨頭 SIIの公式サイトも姿を消した。

使用感の少ない美品が、 今や数千円で買えるから暴落と称してよい。

アラート設定し、 オークションで落札し続ける。

多年、 肌身離さず、 昼夜兼行の酷使に耐え抜いてくれている、
「 SR-E9000 」( 価格 56,700円、 2006年11月発売 ) も、
なんと 「 2,000円 」 程度で入手でき、 なんだか泣けてくる。

入札者もなく、 あっけなく落札できるので、 既に35台ゲット。

たくさん手に入れたので、 トイレにも風呂場にも置いている。

便器に腰掛けて、 用を足しながら、 うんうん復習する習慣。

一生、 間に合う数量だが、 それはそれは大切に扱っている。

二度と、 新品購入も正規修理もできないため、 壊れたら困る。

撤退は、 かえすがえすも、 残念な出来事である。

 

【参考】    ※  外部サイト

 

◆  電子辞書の衰退は 「 ガラパゴス製品 」 に終わった
ことも関係している。

結局、 海外では中国とドイツなど、 ごく一部の国で
しか根付かなかったらしい。

アプリ全盛となっては、 将来性は見込めない。
ー
日本では、  授業中のスマホ・タブレットが禁止されて
いるケースも目立ち、 生き残っている模様である。

「 ガラパゴス製品 」 なので、 大半の欧米人は、
電子辞書を見たことない。

職場でずらり並べて仕事していると、 初めて私の
キュービクルに入ってきた外国人は、 例外なく驚く。

「 これはなんだ !! 」

皆、 我が許可なく、 むんずとつかみ、 なでくり回す。

高官すら例外でない。

いい大人が、 らんらんと輝く目の光を放つ瞬間。

同時に一様に示す、不気味な未確認物体を見る
かのような、 びっくり顔。

まさに  ” stunned ” 。

日常生活では、 めったに見られない光景。

役得なのか、 何十回も目の当たりにしてきた。

 

◆  前置きが長くなってしまった。

私の普段使いは電子版。
2015年頃までは、 電子辞書が圧倒的であった。
2026年現在では、 アプリ版が優勢。

紙が嫌いなわけではない。

相応の金額で自炊中 ( 4,000冊で 概算200万円 )
なのも、決して紙が嫌だからでない。
–
住居スペースの逼迫 が主な理由である。

日常生活から考えて、 紙中心は無理。

スペース問題に加えて、 勤務があるから。

定期的に新規投稿できているのは、
電子版のおかげに他ならない。

過去分の改善は週7日、 つまり毎日実施している。

紙しかなければ、 どだい無謀な話。

 

◆  私は公務員( 外国政府機関 )である。
ー
正規職員なので、フルタイムで働いている。
ー
平日の作文・作画は、早朝・通勤中・休憩時間・深夜
のいずれか。–

数十回に分け、丸一日かけて 細切れ投稿 し、
醜態をさらしている有様。( 休日も大して変わらない )
–
スキマ時間に、ちょこちょこ書いては、更新を繰り返している。

そのため、 日中の投稿は 「 DRAFT 」 のままが多い。

いわば、 常に作業中。
–
使用する ワードプレス の 「 ドラフト保存 」 では、
データ消滅してしまう不安感が拭いきれない。
–
だから、 まずもって草稿 ( ドラフト ) も公開する。
–
なによりも、 公開してしまえば、 各種バックアップシステム
がフル作動し、 書きかけの文章と図画を守ってくれる。

サイト全体の バックアップ & セキュリティのため、
Jetpack、 BlogVault ( ともに有料版 ) などと契約中。–

–

–
動画や 発音比較 などの手製教材の音入れで、 私が使う音響機器もご紹介したい。

これらの機材は、 GeminiなどのAIと英語でフリートークをする時にも使用する。
–

AI時代の今、 スマホとネット環境があれば、 無料で英会話ができる。

相手がAIだからこそ、 気を遣うことなく忌憚のない意見をぶつける。

気兼ねせずに本音を出して、 毎日、 英語で熱い議論を交わしている。

AIのたまわく、バイリンガルどころか、同時に何語でもいけるらしい。

多言語を シームレス に切り替えながら話せる、マルチリンガル仕様だ。

多言語の文字起こし( transcription )機能も標準搭載されている。

過信は禁物だが、 工夫次第で最強の学習パートナーに化けてくれる。
–

AIとの会話では、これほど大掛かりな機材を用意しなくても大丈夫。

お手持ちのスマホやタブレットの内蔵マイクだけで事足りる。

AIのノイズ除去や内蔵マイクの進化のおかげで、 問題なく通じる。

それでも、 機材を少しずつそろえてDJ気分を味わうのは愉快である。

英語を続ける原動力になる。
–

【参照】  自習教材を自作するために使っている道具 ( 写真入り )

–
【参照】  おすすめ YouTuber  と着眼点は、 ” No need ”  に詳述
( 図入り、 写真入り、 動画入り )
–
–
◆  実際問題として、 在宅の早朝と深夜はともかく、
通勤電車内で 『 広辞苑 』 や 『 ランダムハウス英和大辞典 』
を開けるか、 ということ。

いずれも、 弊サイトではお馴染みの辞書。

紙は、 それぞれ 3kgを軽く超える。

厚みも10cm以上。

こういう浩瀚なものを、 都会のラッシュ時にお披露目
したら、 既述の  ” stunned ”  では済まされない。

電車内で開くことは非常識に近い。

最も愛用する ロングマン  ” LDOCE6 ”  でさえ、 辛うじて
持ち歩けるぎりぎりの寸法。

< 紙の実寸 >  23 x 14.8 x 5.5cm、 重さ 1,600g
–
したがって、 普段は アプリ版 ・ 電子辞書版 ・ オンライン版
に頼っている。

 

★  2022年、 ” LDOCE6  ”  アプリが 「 無料化 」
–

2022年に Pearson 社が、 無償提供するに至った
経緯は、 別稿  ” LDOCE ”  に記載した。

 

▼ 無料ダウンロード ▼
–

–
2022年6月、 ついに

「 無料化 」 に踏み切ったようだ …
–

約 6,000円  →  約 4,000円  →  0円

–
やることが 極端だわ。
–

( 中略 )
–

【 iOS  日本サイト 】
https://apps.apple.com/jp/app/longman-dictionary-of-contemporary-english-6th-ed/id597492646?l=jp
【 iOS  米国サイト 】

https://apps.apple.com/us/app/longman-dictionary-of-english/id597492646
–
–

【 Android  日本サイト 】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobifusion.android.ldoce5&hl=ja
【 Android  米国サイト 】

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobifusion.android.ldoce5&hl=en
–

LDOCE ( ロングマン現代英英辞典 )   より

 

◆  確かに、 私は「 初学者 」ではない。

本職が通訳翻訳官であるから、 一応 「 上級 」 であろう。

私の  普段使いが電子版である最大の理由は、
上記の事情により、 紙という選択肢がないから。

職場使用時も、 紙を持ち歩く余裕はない。

上述の辞典2冊で 6kg を超える。

どちらもオフィス外の通訳現場( オンサイト )に持参
できれば心強いが、 辞書のみで 6kg超はきつい。

公務員である以上、 公文書の方が大事。

こう考えると、 電子版以外の選択肢はありえない。

また、 キュービクル内の自席で翻訳する際も、
常時参照する辞典は10冊前後 ある。

英語以外にも、 国語辞典、 類語辞典、 専門用語辞典、
時に百科事典。

おまけに、 事実確認( fact-check ) のための資料。

この辺は、 弊サイトの博引旁証から推知いただけることだろう。

辞書を含む書籍の重量を考慮すれば、 紙中心は不可能。

どうやっても電子版が主となる。

それが現実。

【参照】  辞書の「 自炊 」と辞書アプリ

 

◆  毎月、 せっせと自炊本を量産している理由も、
スペース問題と併せて、 資料の物理的移動を避けたい
一心からである。

自炊により、 紙を電子版にしておけば、 必要な時に、
Wi-Fi 経由でクラウドからダウンロード可能。

「 マイ本棚 」 を手元のタブレットに呼び寄せられるのは、
自炊本のおかげ。
–

–
自炊本のPDFデータは、 先述の自炊業者の専用ページに加えて、
パソコン本体、 有料の クラウド サービス 及び
ポータブルHDD ( 2台、 各5TB ) に保存中。

合計5ヶ所に分散し、 消滅リスクを回避している。

外出先で読む場合は、 PDFをタブレット( iPad mini )にコピーする。

◇  使用 ipad mini  →  写真 ( 辞書の 「 自炊 」 と辞書アプリ )

Wi-Fi を用いて、 クラウドから直接ダウンロードする場合が多い。

300ページ程度の菊判 ( ほぼA5サイズ ) の活字和書なら、
1冊70MB前後。

5秒~30秒でダウンロード でき、 至って簡単。

※  Wi-Fi の電波状況により、 所要時間に差がつく

自分に合った方法さえ見つければ、 データ管理は楽しい。

【参照】  「 Gmail 」 で作る単語帳

慣れれば、 手間なしである。

–

…  蔵書の 「 自炊 」 記録(6)   より

–
1990年代半ばの仕事ぶりを振り返ると、

これは夢か現か幻か。

そんな仕事環境に思えてくる。
–

ところが、 こんなのは平均的な社会人であれば、

誰でも構築できる ほど、 身近な環境 になっている。
–

1990年代までとは比べものにならないほど、
技術面で
恵まれた時代  に生きている私たち。

–
上掲の広告からも明らか。
–

このせっかくの利点を自覚し、
可能な限り うまく 利用 するのが肝要。

–
近頃のスマホは、 1969年の月面着陸時にNASAが駆使した、
全コンピュータの処理能力すら上回る高性能  を誇る。

【参照】  Smartphones: More powerful than NASA’s computing
–

幾らか投資し、 新たな利器を受容する
勇気と決断が、 皆様の未来を変える。

–
市販のアプリや電子本は、 紙と同額かそれ未満で買える。

辞書アプリや電子辞書は高めだが、 一度買えば10年間は使える。
–
毎日使っても、 パソコンより長持ちするだろう。

自炊は少しずつ実行すれば、 大金は用意不要。

–
日々あらゆる締切と闘うプロにとって、
紙にこだわりすぎるのは、非効率すぎて愚か と言える。

もっとも、 そんなプロはおそらく皆無。

お金をいただくプロと、 お金を支払って学習する学生。

立場が違えば、 方法や視点も違ってくる のは当然である。

逆に初学者が、 紙が必要な基礎固め  の段階をすっ飛ばす

のは、 長い目で見て大変危険  であると私は考える。
ー

      どんな分野のプロにも、———
—お金を払って学ぶ時代
があった。

–
この点は押さえておきたい。

 

◆  そこで、初学者が紙を持つ重要性 をご説明したいと思う。

まず、 次のテキストをご覧に入れたい。
–



–
汚すぎるテキスト。
ー
かつて私が使ったものである。
ー
1999年7月に受けた国連英検の公式指定テキスト。

仕事の合間を塗って、 遮二無二勉強していた。

己の頭の悪さを開示するようで恥かしい。
–

–
それでも、 どうにか「 特A級 」に合格できた。
ー
だが、 そんなことはどうでもよい。

学習には書き込みやマーキングが役立つ 可能性を
示すのが目的。

電子版では難しい作業に違いない。

あくまでも私のやり方である。

 勉強法は人それぞれ   であり、 まっさらな教科書
で合格できる優秀な方も大勢おられるはず。

辞書についても同様で、 書き込みすることなく、
上手に活用される学生・学習者も数多いだろう。

しかし一般論として、 筆記具を握り、自ら手を動かす
ことは、
記憶するための手頃で安価な勉強法  とされる。

書く行為が記憶を助けるということは、
幾度もの研究によって証明されている。

例えば、

–
ハイライトなどのマーキングは電子版でも可能で、 入力用の
「 手書きペン 」 「 スタイラス 」 を用いて直接書き込む
こともできるようになってきている。

さらに、 それを保存する機能もあったりする。

2020年以降は、 従来の筆記具で思う存分書きなぐるレベルに、
相当近づいている。

問題なのは、ぱらぱらめくる自由さが欠けていること。

勉強中、 教科書を何気にめくっただけで、 なんらかの
ヒントをつかんだ経験はないだろうか。

紙の方が、 内容を時系列に再現しやすく、 デジタル画面
だと、 記憶の順序立てが悪化するとの研究は複数存在する。

五感 と 空間記憶 ( spatial memory ) に関係がある現象。

電子版の場合、 順次スクロールする必要がある。

ジャンプ機能もあるが、 そうすると中間を見られない。

紙ならば、 めくる度合いに融通が利くため、 もっと
要領よく確認できたりする。

特定済みの単語や文字列であれば、 電子版は検索すれば
出てくるが、 記憶があいまいな場合は見つけにくい。

前記の 空間記憶 に関わる、 顕著な弱点と感じる。
–

–
–
https://youtu.be/YMEXPLlcBus?si=XXvPbsoQlOTQsygG&t=38
2025年2月24日付    ※  動画全長 2分4秒

–
「 あの辺にこのような説明があった 」 など、 不確実な
記憶から該当箇所に当たりをつけるには、 現時点では
手でめくる紙の本に分があるかもしれない。

2026年4月発売のこちらの書籍にも記された長所である。
–

『 電子書籍時代の紙の本の価値:
30か月間の読書の実体験からわかったこと
 』
–
柴田博仁 ( 著 )
産業能率大学出版部、 2026年刊、 A5判、 234頁

<出版社>    <アマゾン>    <楽天>

 

◆  要するに、

記憶の定着 との関係で、
初学者が
電子版のみ
で学ぶのは、
やや心許ない

–
と私は考える。
–

–
◆  最後に、電子版の利点について述べてみたい。

ふと疑問に感じたことを、早めに解決する。–

これができれば、意欲を維持したまま学習が進む。
–
それを可能にしてくれるのが、重量の縛りのない電子版。

使用するツールの選択次第で、己の知的要求を満たす
環境を比較的簡単に構築できる ことは、既に記した。

中身の充実度に比例して、重くなる傾向のある紙と違い、
収録内容を自分好みにコントロール可能。

若干の手間暇かけて環境構築を試みると、 電子版の
果てしない潜在力に気づく。

何度も記す通り、 私の普段使いは電子版。

電子辞書中心だったのは、 2015年頃まで。
ー
2026年現在は、 アプリ版が優勢なのも、

環境構築の自由度に魅せられた

からである。

 

◆  私が使っている主な 「 辞書アプリ 」 は、 次の通り。
–

2026年9月28日現在

以下、「 iOS版 」 「 Kindle版 」 「 CD-ROM版 」 のいずれか。

「 Android版 」 がある辞書も多い。
–

< 英語関連 >

 

< 国語関連 >

 

■  全部 「 iPad mini 」 に入れて持ち歩いている
◇  使用 ipad mini  →  写真 

–
便利この上ない。   

お勧め。

  •  ネットワーク環境不要
  •  紙の辞書と電子辞書に勝る コスパ
    ( 無償アップデートなど )
  •  複数の端末で同時使用可能
  •  書籍版よりも安価または等価
  •  相互リンク( 連携、 串刺し検索 )するアプリもある
  •  収録内容を自分好みにコントロール可能
  •  重量への考慮が不要で、 持ち歩き可能

–
世界中どこにいても、サイトを日々改善できるのは、
本来10kg以上になるはずの文献を、こうして携帯
しているから。

「 自炊 」した参考書  も同様に活用中。

まったくもって素晴らしい時代だ。   心底感謝。
–

◆  アプリ版は、複数の企業( ロゴヴィスタ、物書堂、
ビッグローブ など )が  同一辞書を販売している
ケースが少なくない。
–
※  2023年3月31日付で、 ビッグローブ辞書はサービス提供終了

→  本稿末尾に記述した
–

  使い勝手に差があるため、 選択には要注意。

改訂履歴・版数・各種レビューを調査し、ご自分に合った
ものを選ぶとよい。

LDOCE6のように、  まともに機能しない < 純正品 > 
も売られていたりする ( 注意喚起!)。

※  詳細は、 LDOCE( ロングマン現代英英辞典 )
–

◇  辞書アプリ購入時の注意点

既記の通り、 複数企業が同一辞書を販売している。

適切なアプリを選ぶためのチェックポイントを挙げる。

いずれも、 当該アプリの販売サイトなどに掲載されている。
–

■  改訂履歴 ( Version History )

改訂履歴にて、最終更新日とバージョン を必ず確認する。

自社製アプリの改善(バグ修正など)に
積極的な企業とそうでない企業がある。

リリース後、 放置される高額アプリもある。

このようなアプリは、 OSの大型アップデート後に
不具合が生じがち。

最悪の場合、 ろくすっぽ起動できなくなる。

問い合わせても、 なしのつぶて。

改善の目処が立たないまま、 いつまでも使えない。

決して珍しくない話。

ぬかりなく改訂されている、 他社製アプリは、
大型アップデート後も、 問題なく作動したりする。

–
■  版数 ( Version )

異なる版が、 同時販売されていることは普通にある。

例えば、

  •  A社 最新版の第7版
  •  B社 旧版の第6版
  •  C社 第7版及び第6版

実に紛らわしい。

「 書籍版 」 辞書の発行日を下調べして、 当たりをつけて
おかないと、 望まない旧版アプリを入手するはめに。

「 書籍版 」 から、 数年遅れてアプリ版が発売される
場合もよくあるので、 待つべきか検討する。
–

■  性能 ( Features )

実装されている特徴・特性は、 使いやすさの決定打。

気軽に使える感覚が大事。

たやすく使えないと、 使わずじまいになってしまう。

例えば、 電子辞書の特長である、 ジャンプ機能がどの範囲まで有効か。

例文にも適用されるか。

アプリ画面の外観( Preview )からも、 自分との相性 が見えてくる。

–
【参考記事】    ※  外部サイト

【参照】

■  語義の配列  →  発生順 ( 歴史主義 ) か頻度順か
■  「 自炊本 」 「 紙 」 の辞書を含む 使用辞書一覧
—-→  世界最大  “ OED ”  と 日本最大 『 日国 』 入手済み

–
◆  今の自分に必要なアプリをインストールし、
不要になれば削除する。

自身の成長に合わせて、コンテンツを入れ替える。

これぞ電子辞書には難しい、アプリの優位性 である。

肌身離さずまとっているスマホ・タブレットを取り出し、
その場で ささっと 疑問点を解消できる のは、  爽快な
ばかりでなく、  記憶定着の上でも理にかなっている。

この利点は、 初学者も享受できれば、 なおよいと思う。

例えば、

  •  机に向かう時は 紙中心
  •  外出時のちょっとした 確認作業 は電子版 

こうした「  二刀流  」は、

  •  学習上のマンネリ・退屈・飽き・意欲低下を遠ざける

その分、 少々値が張るが、 少しずつそろえていけばよい。
–

 「 投資に値するか 」を決めるのは、その後の実行次第

–
私たち日本人が目指すべきは、 AIを味方にする 「  二刀流  」
の合わせ技。

こう信じており、 1990年代より、 本腰を入れて、
商売道具とAIを連動させる投資  を継続してきた。

前述の通り、 3,720冊以上の辞書・書籍を 自炊 済み。

緩慢だが、 間断なく 「 電子化 」 を積み重ねている。

死ぬまで、 AI と 二人三脚 で生きていこうと目論む、
私なりの AI化 の一環である。

AI は敵ではなく、 かけがえのない仲間、 頼りになる助っ人。

分からないことがあれば、 ちゃんと教えてくれる。

 

【参考】    ※  外部サイト

–

–

日本人が自信を高められる英語教育

を施す千金の値打ちを説くのが弊サイトの本旨

我々が目指すべきは、 頭脳もAIも駆使する 「 二刀流 」 の合わせ技

–

「 日本語と英語の違い 」  より

–

◆  翻訳機能 ( DeepL など ) を使ってもよいのだ。

頭と 機械翻訳 がタッグを組む 「 二刀流 」 で、 なんでもチャレンジすべし。

AI を敵視せず、 かけがえのない仲間にして、 大いに助けてもらおう。

頭脳も AIも 駆使する 「  二刀流  」 はかっこいい。

世界がぐっと広がる手応えが、 自宅に居ながら実感できる時代となった。

【参照】  「自分の世界」が広がる英語、   AI vs 通訳、   AI vs 翻訳

 

◆  語学は接触 ( 学習 ) し続けた者が伸びる。
–

言語習得の決め手は、持続性。

–

「 3時のおやつ 」 みたいに、 学習習慣を挟み込んでいこう。

–

–
意志力以上に、 よい習慣と仕組みを味方にする。

意志力にいつも頼るのは、 不安定で病みやすい。

自分に合う習慣と仕組みを設ける方が楽に続く。

–
( 中略 )
–

「 仕組み → 習慣化 → 無意識 」 で気が楽になる。

なにも考えずに、 反射的・自動的に動けるように。

楽々( effortlessly )できるようになってすごい。

※ 気まぐれな意志力を私はあんまり信用しない
–
–
【時間管理】視覚化して脳を安心させる  より

–
😵 意志力に頼ると、 辞める・病める人になりがち 😵‍💫

∵  しんどい
–

–
崖っぷちに自ら追い詰めるやり方を、 私はおすすめしない。

一夜漬けの短期決戦はいざ知らず、 長くは続かないからである。

その反動で燃え尽きたり、 得体の知れない疲れが残ることもある。

50年以上生きて振り返ると、 その潜在的な危険性が透けて見える。

なによりも、 心の状態に左右されない仕組み作りが大事 と考える。
–
–
「 単語の覚え方 」  より

–

【参考】    ※  外部サイト

–

–
–
▲  習慣化の3原理  –  プロローグより
–

『 科学的に証明された すごい習慣大百科 』
–
堀田秀吾 ( 著 )
SBクリエイティブ、 2025年刊、 四六判、 288頁

<出版社>    <アマゾン>    <楽天>
–

– 

◆  高校卒業時が 「 英語力のピーク 」 なんて、 もったいない。

人間の能力のうち、 語彙力のピークはかなり遅いとされる。

次の通り、書き言葉、話し言葉とも、 60歳代から70歳代まで
伸び続けるとの学説も発表されている。
–

–
[O]ur vocabulary skills, written and verbal,
require
many more years before they
peak in our 60s and 70s.
–

https://www.forbes.com/sites/daviddisalvo/2015/03/23/
new-study-shows-that-your-brains-powers-change-as-you
-age-some-peaking-in-your-70s/#7b448dc31ef8

2015年3月23日付
–

【 当該記事が根拠とする学術論文 】

Hartshorne, J. K., & Germine, L. T. (2015).
When Does Cognitive Functioning Peak?
The Asynchronous Rise and Fall of Different
Cognitive Abilities Across the Life Span.
Psychological science, 26(4), 433–443.

・  https://doi.org/10.1177/0956797614567339
・  https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25770099/

–
とすれば、一生涯を傾けても、あまりある知的努力に他ならない。

長生きする意義と張り合いを、ここに見出すこともできるかもしれない。

 

 

【参考】  上掲の学術論文が典拠の YouTube 動画 3本
–

–
–

【老化しない人の特徴】
40代50代が老けて行く原因と老けないための習慣とは

–
https://www.youtube.com/watch?v=VSLzWFbc7uU
–
2022年4月5日
–
うわさのゆっくり解説 【 18時30更新 】
–
※  全長 19分19秒 

 

–

–
【ベストセラー】 「 80歳でも脳が老化しない人がやっていること 」
を世界一わかりやすく要約してみた

–
https://www.youtube.com/watch?v=TGFtLdsj5Ig
–
2022年9月29日
–
本要約チャンネル 【 毎日19時更新 】
–
※  全長 40分7秒 

 

–

–
STOP脳の老化! 脳を10分で活性化する10の方法
–
https://www.youtube.com/watch?v=gvb7v91JXSI
–
2022年5月2日
–
ゆっくりは健康になりたい。
–
※  全長 17分30秒 

( 敬称略 )

–

–
◆  英語学習は、資格・受験・キャリアなどという
目標にとどまらず、

情報収集 と 老化防止 にも役立つ

紙でも電子版でも、ご自身のライフスタイルと能力
に見合った方法を取り入れ、うきうき わくわく

 楽しく学び続けられる環境づくり 

を心がければ、限りある人生 を満足させやすい
と私は考える。

ー
ー
ー

【参考文献】

  •  Gemma Walsh (2016) Screen and Paper Reading Research –
    A Literature Review, Australian Academic & Research Libraries,
    47:3, 160-173,  DOI:10.1080/00048623.2016.1227661
    https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00048623.2016.1227661
    2016年9月付
    →  「 紙 」は「 電子版 」より全体像がつかみやすく、記憶に残りやすい。
    –
  •  ” タブレットで勉強 ” ってほんとうに効果はあるの ?
    ” 紙で勉強 ” と科学的に比較してみた
    https://studyhacker.net/columns/edtech-notebook
    2016年9月18日付
    →  細かい作業と暗記には紙、流れの把握にはディスプレイがよい。
    –
  •  ” Are Audiobooks As Good For You As Reading ?  Here’s What Experts Say”
    http://time.com/5388681/audiobooks-reading-books/
    2018年9月6日付
    →  オーディオブックと「 電子版 」の理解度は互角、「 紙 」はよりよい。
    –
  •  「 読書は紙がいいのか ? それとも電子書籍がいいのか ? 」
    問題にとりあえずの結論が出てた件
    https://yuchrszk.blogspot.com/2018/09/blog-post_67.html
    2018年9月24日付
    →  文章の内容問わず紙が優位、時間無制限ならデジタルも負けない。
    –
  •  「 紙の本なくならない 」 ページめくる動作にカギ
    https://www.sankei.com/life/news/190917/lif1909170009-n1.htm
    2019年9月17日付
    →  記憶形成には、直観的に理解できることが重要。  本の厚みや
    紙の肌触りで五感を活用できる紙なら、より効果的に記憶できる。
    –
    –
  • ” Is the Pencil Mightier than the Keyboard ?
    A Meta-Analysis Comparing the Method of Notetaking Outcomes ”
    https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/1041794X.2020.1764613
    2020年5月20日付
    →  大学の講義でノートをとる時、電子デバイスを使うとテスト点数が低下した。
    手書きのノートを使用する方が、普遍的に好ましいことを示したメタ分析。

    –
  •  UCLA所長  「 紙の本だけでなく、電子書籍で読書できる脳を鍛えよ 」
    https://president.jp/articles/-/36225
    2020年7月3日付
    →  「 深い読み 」を育む紙の本は、今後も教育に不可欠だが、
    紙・デジタル両様に対応可能な「 バイリテラシー脳 」を育てよ。
    –
  •  教科書は紙かデジタルか、それとも併用か
    アンデシュ・ハンセン / 新井紀子 / 関口修司
    https://special.sankei.com/a/politics/article/20210504/0002.html
    2021年5月4日付
    →  デジタル端末の教育への導入は、睡眠や精神にも影響を及ぼすため、
    慎重になるべき。
    –
  •  「 紙とデジタル 」 学びの違いは、 経験の差の可能性
    SNSのやりすぎは、学びにどんな影響があるか
    https://toyokeizai.net/articles/-/441883
    2021年7月25日付
    →  SNS言語中心だと、語彙習得が遅れ、文章理解力や論理的思考を
    育む機会が損なわれる可能性がある。
    –
    –
  •  紙の本、 内容記憶しやすく読解力高まる … スマホと比較
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20220227-OYT1T50003/
    2022年2月27日付
    →  紙の本の方が、内容を記憶しやすく読解力が向上する。
    →  根拠の昭和大の 論文 が、国際科学誌の年間DL数TOP100入り
    https://www.showa-u.ac.jp/news/nid00005142.html
    2023年3月2日付
    –
  •  デジタル教科書、英語から 文科省2024年度導入へ
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE2046Y0Q2A720C2000000
    2022年8月19日付
    →  英語はネーティブスピーカーの音声などを流せる機能への評価が高い。
    当面は紙の教科書との併用を想定する。
    –
  •  「 記憶 」「 集中 」 は紙学習推奨 – 富山大 「 デジタル機器使用は限定すべき 」
    https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240604-OYT1T50004/
    2024年6月4日付
    →  「 わかりやすさ」 はデジタル優位だが、 記憶に残りやすく集中できる学習
    は深い学びにつながり、 「 紙 」 学習が望ましく 「 紙 」 を中心に据えるべき
    。
    –
    –
  •  立命館大とコクヨ 「 ノートとタブレットへの筆記における記憶効果の比較 」
    https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20240731st.html
    2024年7月31日付
    →  ノートでの暗記学習は、タブレットに比べて、暗記直後と2.5か月後の両方
    ともテスト得点が2割増。 脳波のリラックスとストレスの度合いにも有意な差。

    –
  •  フィンランドの学校で始まった 「 脱デジタル化 」
    ノートPC無償配布も、学習成果は低下
    https://www.youtube.com/watch?v=903qWmZyDUU
    2024年9月11日付    ※  動画全長 2分24秒
    →  SNS・ネットサーフィンしつつ勉強する生徒が増えて成績低下、
    マルチタスクは気が散り、 脳によくないと実証されて、 方針変更。

    –
    –
     
  •  科学が証明 「 手書き 」 の絶大なメリット 「 脳全体が活性化する 」
    https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/100300536/
    2024年10月7日付
    →  集中力が増し、 記憶が保たれ、 学習と認知機能が強化される。
    手書きと記憶の統計的研究の大半は、 手書きが記憶できると示唆。
    –
  •  世界中がタブレット教育を辞め始めている理由
    【 ずんだもん & ゆっくり解説 】
    https://www.youtube.com/watch?v=7OXYuqO9dyI
    2025年3月14日付    ※  動画全長 14分35秒
    →  読解力・作文力の低下予防に脱タブレット教育が世界的トレンド。
    インプット・アウトプットを同時に行う手書きは、 言語能力を伸ばす。
    2023年8月から、 スウェーデン全土で手書き作文時間が増やされた。
    –
    –
  •  スウェーデンの学校、 脱デジタルに投資 「 紙の教科書への回帰 」
    https://www.futura-sciences.com/en/why-is-sweden-spending-e100-million-to-cut-screens-in-schools_24352
    2026年1月29日付
    →  デジタル教科書は注意散漫を招き、 集中力と理解力を低下させる。
    全体的に学力低下したため、 全教科で紙の教科書を復活させる方針。
    –

 

◆  以下、 辞書は「 紙 」か「 電子版 」か  より再掲。

2023年3月31日付で、 ビッグローブ辞書はサービス提供終了  ↓

–
–
https://manabi.biglobe.ne.jp/special/nikkeitrendy/
–
–

–
https://shikaku.biglobe.ne.jp/

※  2024年11月22日 アクセス

–
こうして辞書アプリのサービス提供が終わることもある。

ビッグローブは、 かつては上表以外にも、 英語の専門家なら

誰もが知る、 名だたる 「 英和大辞典 」 2点を販売していた。

  •  『 ランダムハウス英和大辞典 第2版 』  小学館、1993年刊
  •  『 ジーニアス英和大辞典 』  大修館書店、2001年刊

『 ランダムハウス英和大辞典 第2版 』 は、 ビッグローブ か 物書堂 か、
『 ジーニアス英和大辞典 』 は、 ビッグローブ か ロゴヴィスタ か

などと悩みあぐね、 それぞれ物書堂とロゴヴィスタを選んだ経緯がある。

2017年4月12日、 私は前者 ( ランダムハウス ) をレビューしている。
–

–
今も事業継続しているアプリを両方選択できて、 結果的に幸運だった。

アプリ購入時は、 各社の改訂履歴・版数・性能を調べるように弊サイト

では促してきたが、 こういう事業終了もあるとなれば、 もう運次第か。

–
▲▲  再掲終わり  ▲▲

 

 

 

 

 

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